2年前の卒業生天野茂太くんが先日学校を訪ねてきました。スーツ姿で大人びた印象になっていました。浪人生活を余儀なくされはしましたが、希望通り国立山梨大学の医学部に合格したということです。その報告に担任のもとを訪れたのです。後輩の参考になるようにと編集部では天野くんにインタビューをさせていただきました。今日の記事はその様子です。

天野茂太くんは明誠高校の特進クラスに入学しましたが、1年生の時はサッカー部に所属していました。明誠高校の運動部の中でも特に厳しいサッカー部の練習に耐えながらも楽しく学校生活を送っていました。「確かに国立大学を目指すには受験勉強のスタートが遅すぎたとは思います。でも、サッカー部での1年間はムダではなかったと思います。気力と体力がつきました。受験勉強には絶対必要ですからね」

2年生になる前の春休みに、天野くんは英国ケンブリッジ大学の語学研修に行きました。「高校時代は楽しかったですよ。窮屈ではなかったですからね。友達と一緒にいるのが楽しかったし、ケンブリッジにもいけましたからね」ケンブリッジ研修では他の付属高校の人たちに少なからず影響をうけたという天野くん。自分を見つめ、大好きだったサッカーもやめて勉強しようと決心しました。「もともと海外で役に立つ人間になりたい、という夢があったんです。でも具体的にその方法もわかりませんでした。だから、2年生の時は今思うとそれほど勉強していませんでしたね」

「本格的に勉強を始めたのは3年生になってからです。国立の医学部に進んで、海外の地域医療に携わりたい、という目標が2年生の終わり頃に強くなってきたからです」当然推薦入学できる成績だった日本大学へは推薦をしてもらわずに、一般入試を目指します。「勉強をするほど足りないものが見えて焦ってしまいました。レベルが低すぎてずっとこれでいいのか、と悩みました。」それでも浪人1年目にはセンターテストで8割くらいは取れたそうです。でも、目標は国立大学医学部。自分の希望は変えずにもう1年浪人する事を決意しました。

「浪人時代は予備校の東大志望クラスで勉強していました。その予習復習を含めそれだけで毎日精一杯で、他の教材をやっている暇はありませんでしたよ。それに、土日にはたいてい模試がありました」毎日大変だったんですね。これは本当に気力と体力も必要です…。

「国立の医学部に合格するには、僕のまわりでは少なくとも1浪って感じでしたね。苦手の科目が1つでもあると厳しいんです。自分は小学校まで海外で生活していましたから、国語がどうしても苦手で…(笑)」

そして、天野くんはこの春みごと山梨大学医学部に合格し、夢の実現に一歩近づいたのです。「合格して最初にしたこと?サッカーボールを思いっきり蹴りましたね(笑)」天野くんは山梨大学医学部のサッカー部に籍を置くそうです。これまでしばらくできなかったサッカーを思いっきりやって欲しいです。

最後に後輩のみなさんへのアドバイスをいただきました。

「決してあきらめないこと。結果1つひとつに落ち込まないこと。目標があるなら絶対にやり抜けます。夢を持つこと。目標を持つこと。最初が肝心ですね」



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