3月に入ってもまだまだ気温の低い毎日が続いています。上野原は雪も降ってきました・・・。今年は寒さも厳しく、さらに夏の猛暑の影響で大量につくられたスギの花粉の影響から、花粉症の人たちは、目のかゆみ、鼻水にとても辛い状況の様子です。今年から花粉症デビューという人も多いようです。

昨日、生徒会本部役員の生徒たちが会議室で2月27日から3月9日まで行っていた募金活動の集計を行いました。この募金は、ニュージーランドの南島のクライストチャーチで起きた2月22日の地震で被災した方々へお送りするものです。日本赤十字社が救援金の受付を行っており、学校で集めたものは本日、日本赤十字社に送付されました。

募金活動を始めた時から生徒たちの反応はとても大きく、少しでも協力をしたいと言ってお財布の中から貴重なお小遣いの一部を募金箱へ入れている生徒もいました。集計を行っているときにも、数枚のお札を見て、「心優しい人が居るんだね。」「このお金が役立つと良いね。」という話が出ていました。その時にも生徒会の生徒は、少しでも役立てればという思いで、その場でさらに募金をしていました。

明誠高校では、希望者を募って夏休み期間中にニュージーランドで約2週間の語学研修を行っています。ローズヒルカレッジという学校で現地の生徒たちと共に授業に参加したり、その生徒の家にホームステイさせてもらったりしています。毎年参加した生徒たちから好評の語学研修です。本校が滞在しているのは、今回、地震があった場所とは別の北島にあるオークランド郊外です。今年の語学研修の予定もつい先日発表したばかりでした。

しかし、私たちの学校と密接な関わりのあるニュージーランドという国で起きた自然災害を、場所が違うからと言って知らない振りをしていることはできません。

実は、先日オーストラリアの洪水・サイクロンの被害に対して1, 2年生全員で千羽鶴を作り、オーストラリア大使館に届けてきました。その日はニュージーランド地震が起こった翌日。まだまだ情報の少ない中、どうやら大変な事態になっていそうだ…ということは分かりました。オーストラリア大使も隣国の地震被害に言及していました。千羽鶴作りの中心となり贈呈式に出席した生徒会長の長谷川さんと総務役員の天笠さんは、ニュージーランドのためにも何か行動を起こしたいといろいろ考えた末、今回の募金活動となりました。期間を延ばせば金額は増えるでしょうが、できるだけ早く贈りたい、という事で今回の赤十字への送付となったわけです。

現地の方々や、英語上達などの夢を持ってニュージーランドに渡っていた多くの日本人の方々が犠牲者となってしまったことに対して、明誠高校の生徒・教職員一同ご冥福をお祈りしたいと思います。また、本校から集められた募金はわずかですが、少しでも地震で被災された現地の方々に役立ってもらえることを心から願っています。ニュージーランドの方々が少しでも早く笑顔になってくれることを願っています。



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