Sep_09_2015

本日は台風18号の影響で大雨が予想されていました。朝6時の段階では、高尾以西のJR中央本線が平常運行だったため、規定通り、学校から登校の指示が出されました。東京都など通学区域や明誠高校の近隣の学校(特に小中学校)が休校や、自宅待機の状況であったため、不満を抱えながら登校する生徒たちも多かったのではないかと思います。最近は少なくなりましたが、台風が来る度に、IOCのロゲ会長が2020年のオリンピック開催地が東京に決まった時のあの有名な「TOKYO2020」を持った映像をコラージュして、「TOKYO2020」を「休校」に書き換えた画像がツイッターに溢れますが、これを見てもわかるように、生徒たちの心からの願いは「休校」なのですね(笑)。残念でした。

ところで、これは想像ですが、学校側も、本日は2年生が進路ガイダンスを予定しており、日本大学をはじめとしていくつかの大学から何人もの様々な分野の教職員を招いて、生徒たちの進路指導に役立つような説明会を開催する運びになっていました。そんなわけで、すぐに休校と決定するわけにも行かなかったんではないでしょうか。しかも、夏の3者面談初日にも、同様に、個別の進路相談会で日本大学の先生を呼びながら、やはり台風で中止にせざるを得なかった事情もあったからでしょうか。

大きな混乱もなく、生徒たちは登校を完了して1時間目の授業が始まりました。雨は断続的に強く降っている状況でしたが、JR線はほぼ平常どおり運行していました。そんな中、学校の執行部の教職員たちが台風の状況を把握したり、JR線の運行状況を駅と連絡をとったりしながら検討を続け、1校時が終わったところで教員が招集され、授業打ち切りが決定しました。

10時に発表という形で生徒に連絡され、受験間近の3年生から順に帰宅をしました。駅までのバスを急遽お願いして、学校にきてもらいました。バスは生徒が雨に当たらないように本館ホール前のロータリーに横付けされ、次々と生徒たちが乗り込んでピストン輸送してもらいました。40分程度で全校生徒が下校を完了。整然と指示に従ってバス待ちをしてくれた生徒たちのおかげです。ここでも大きな混乱はありませんでした。一部の徒歩で駅まで向かった生徒を除いて、11時前の電車に全員乗れたはずです。

さて、その後、学校に残っていた教員は台風に備えて学校の見回りをしたり、運動部が設置しているテントが台風で飛ばされるのを避けるため、雨の中撤去作業を行いました。ずぶ濡れになりながらも、楽しみながら撤去作業をおこなっているようで、微笑ましい時間でした。

自動車通勤の教員は大垂水峠が通行止めになる前に通り過ぎるため、帰宅しました。また、帰りに問題のない教員は明後日に予定されている「第2回進学塾説明会」の資料の準備で学校に残り作業を続けました。

台風18号は日本海に抜けて、午後は久しぶりの青空も見えましたが、昼頃には、相模原市や八王子市の一部で避難勧告も出ました。みなさんのご家庭は大丈夫だったでしょうか。予報では明日もまだ強い雨が続くようです。安全に過ごせるよう、気象予報には十分ご注意ください。また、在校生のみなさんは明日の朝も混乱のないよう、朝6時の状況に注目してください。では。

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