Oct_11_2015
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第94回全国高校サッカー選手権大会山梨県大会 2回戦
日大明誠 9 0 前半 0 0 甲府一高
9 後半 0

明誠高校サッカー部9—0で快勝です!

本校ツイッターやサッカー部ブログで既報の通り、本日、本校の第1グラウンド(人工芝グラウンド)で第94回全国高等学校サッカー選手権大会山梨大会が行われ、第1試合に本校が登場しました。対戦相手は甲府一高。ホームの利を活かして、駆けつけた一般生徒や野球部の選手達の応援も加わり、大声援での試合となりました。後半になると動かなかった試合が動き始め、明誠高校が得点を重ねると、雨も上がって暖かさも感じる天候となりました。

本日は、元本校教員で、サッカー部顧問でもあった手塚先生が特別寄稿してくださいました。是非ご覧ください。


手塚秀昭のホイッスル

初戦を大勝で飾る

第94回全国高校サッカー選手権山梨県大会2回戦は、昨日に引き続き、本日残りの2回戦12試合が県内各会場で行われた。本校はホームで、甲府第一高校を迎え、9—0で快勝し、順当に3回戦に駒を進めた。

県下有数の進学校である甲府一高。進学校であるがゆえ、3年生がインターハイ県予選で引退し、今大会は1, 2年生で戦う若いチームである。対する本校も、縦のラインの3人を含め、4人の3年生が先発メンバーに入る、こちらも若いチーム編成である。

個々の能力に優る本校は、中盤での細かいパスワークから試合の主導権を握り、押し気味に試合を進めた。一方、甲府一高はBKラインでボールをまわし、その時間を使ってFWが明誠BKラインの裏へ走り込んでパスを受け、何度かチャンスを作るが、シュートまでには至らなかった。

本校はボランチの一角、主将の齋藤が積極的に上がり、効果的なスルーパスからチャンスを作るが、決定的チャンスをことごとくはずし、前半は0—0で終わる。

後半に入ると、甲府一高がパスをつなぎ始め、攻撃に転じた時、中盤でうまくパスをカットし、すばやく前線の田岡に縦パス、田岡がダイレクトで倉内に渡し、倉内はそれを冷静に押し込み、待望の先取点を挙げた。その直後、同じようなディフェンスから倉内が2点目。攻撃の手を緩めない本校は、ゴール前で山口が個人技から3点目。リズムに乗った本校は動き出しがスムーズになり、ゴール前で山口が基点となり田岡が4点目。5点目も同じく田岡。6点目は交代した小山が得点し、試合を決定づけた。

山梨県ユースリーグ戦では、不本意な負けが続き、下位に低迷していた本校であるが、今大会は3年生にとって最後の大会となる。先発メンバーに2年生が多くを占めてはいるものの、試合に出ていない3年生がその2年生を精神的にもバックアップし、チームに一体感が生まれてきている。交代選手全員が得点または得点に絡むパスを出すなど、層の厚さもでてきた。敗れたとは言え、文武両道を立派に実践し、差を広げられても気持ちを切らずに最後まで戦い抜いた甲府一高には敬意を表したい。

大勝した本校ではあるが、前半に決定的チャンスを何度も迎えながら決めきれなかったことは反省点の1つである。これから勝ち進むにつれて、マークもきつくなり、接戦が予想される。そのためにも、今まで以上に「本気」で練習に向かい、良いムードを次戦につなげてもらいたい。

元日大明誠高等学校教諭 手塚 秀昭


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