今日の修学旅行B班4日目の様子

4日目。1組、2組、10組にとってはなかなかハードなスケジュールとなりました。というのも、本日B班はキュランダ村で過ごす一日。キュランダ村へはスカイレールか高原列車を利用して向かいます。キュランダ村までの所要時間に違いがあるため、6組、8組とは起床時間に1時間のズレが生じます。
ホテルの移動もあったため前日に荷造りを済ませる必要が有り、かなり忙しい朝を迎えたことと思います。その1・2・10組はチェックアウト後、高原鉄道に乗るためキュランダ駅に向かいました。ホームで待っていると列車が到着し、列車を見たある男子生徒は「サスペンションが古い」と一言。あまりの謎めいた一言に「サスペンションって何?」と問いかけると、「古いアメ車ってことですよ」とのこと。
車好きの人からは「あ~!!」という反応が返ってくるのでしょう・・・

さて、キュランダ駅を出発した列車は約2時間かけてキュランダ村へ向かうのですが、車中では長い旅路の「眠たくても絶対に見るべきポイント3つ」を添乗員さんが教えてくれました。
最初のチェックポイントは「ホースシューベント」ここは「世界の車窓から」という番組で紹介された場所です。次は「ストーニークリーク滝」、最後は「バロンフォールズ駅」です。10分間の停車時間が設けられているこの駅で、多くの生徒はやはり写真撮影に一生懸命でした。素晴らしい景色を切り取ることに夢中です。
高原列車の行路には多くのサトウキビ畑があります。ここにあるサトウキビ畑を集約すると、なんと日本の本州とほぼ同じ面積になるということです。オーストラリアの国土の広さを実感しました。

キュランダ村においては自主研修と、アーミーダック体験をしました。自主研修では名物のキャンディー、コーヒーを購入をした生徒が多かったようです。手作りキャンディーのお店には日本人の店員さんがいて、キュランダ村で日本語で話しかけられたことに生徒はビックリしたと言っていました。もちろんキャンディは購入です。
外国サイズのハンバーガーを昼食で味わった後は、1組の生徒による2分間パフォーマンスの撮影がありました。レストランの方から拍手を頂きご満悦の様子。ついでにレストランの方にコメントも頂いています。パフォーマンスを見たレストランの方々は結構ノリノリで、一緒に踊ってくれそうな感じがありました。
その後場所を移して、アーミーダック体験です。水陸両用車に乗って熱帯雨林を進みます。途中分かれ道があり、選択することができました。「安全な陸路と、何が起こるか分からない水路。さぁ、どちらに行きますか?」答えは言わずもがな。ケアンズまで来て何の冒険もしない人なんていませんよね。生徒たちも水路を選び、熱帯雨林特有の動植物を目にしました。
ところでこのキュランダ村の名物といえばもう一つ。ユリシスを忘れてはいけません。光沢のある青い羽根を持つ蝶です。ユリシスには、一匹見たら一日幸せ、二匹見たら幸せ帳消し、3匹見たら一生幸せという言い伝えがあります。アーミーダック体験中1匹は見つけることができたのですが、欲を出した結果かどうか、その後一匹も見られずにアーミーダック体験を終えました。
陸路を進みながら添乗員さんから様々な植物の説明をしていただきました。ユニークなネーミングの植物が多く、「ウェイト ア ワィル パーム」なんて物もありました。日本語では「ちょっと待っての木」と言うそうです。
シロアリが食べて空洞になってしまった木を見たところで、添乗員さんより「シロアリって食べたことありますか?」との質問がありました。どういう意味の質問なんだろうと思っていると、添乗員さんは已に経験済みでシロアリの味はセロリに似ていると教えてくれました。機会があったら是非にと勧められたものの、次の一言にほとんどの生徒が凍りつきました。「シロアリはアリでは無く、ゴキブリの一種です」シロアリに挑戦する生徒はもういないことと思います。

キュランダ村からの帰りはスカイレールに乗りケアンズ市内へ。スカイレールから見る景色は圧巻で一緒に乗っていた生徒からは、ため息と悲鳴が聞こえてきました。昨日行ってきたグリーン島を遠くにかすかに見ることができ、たった一日なのに懐かしい気持ちになりました。スカイレールでは途中駅で世界遺産の森の中を歩くことができる施設があります。世界遺産に登録されているこの熱帯雨林の散歩道はペットボトルのみ持ち込み可で飲食禁止。特にガムは厳禁とされています。また、たとえ落ち葉であってもそこにあるものを持ってくることは厳禁なのだそうです。
厳しい制限の元に守られている自然であることを思い知らされました。

4日目を終え生徒たちの疲れも目に見えるようになってきましたが、明日はいよいよアクティビティです。天気予報の情報によると天候に不安がありますが、グリーン島でシュノーケリングをしたときのような好天に恵まれることを期待したいと思います。明日も張り切って行ってきます!!

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