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2年生はB班の生徒が17日に帰国し、高校生活最大のイベントである修学旅行が終わって、いよいよ受験というものを意識し始める時期になりました。また1年生も先日水曜日に文理分け等の進路集会を行い、1年生も自分の進路について考え始めています。

このタイミングで、本日6,7時間目を使って日本大学明誠高等学校特別講演として日本大学生産工学部長落合実先生をお招きして、『大学で何を学ぶか-工学系の視点から-』を題目に講演をしていただきました。講演を聴いたのは1,2年生と3年生で生産工学部への進学が決まった生徒達です。

生徒達は5時間目が終わると会場である体育館に集合しました。そして進路指導主任の中川先生からお話があった後、落合先生が校長先生達と体育館にお見えになりました。

中川先生の開会の言葉で講演会が始まり、校長先生から落合先生の紹介があって、いよいよ講演となりました。生徒が話を聞きやすいように導入があった後、学部・学科の選び方など伝えたいことをお話しいただき、本題に入りました。

そして、「なぜ大学に進学するのか」「学問として何があるか」「工学系大学で学ぶこと」「大学の選択」「大学生の生活例と高校ですべきこと」「私の研究例」という順番にお話してくれました。

お話はパワーポイント使い、わかりやすく、生徒もなるほど、という様子で聞いていました。たとえば、「なぜ大学に進学するか」というところでは、生徒にありがちな、みんなが行くから、親が言うから、では大学は続かない、学問を身につける、仕事を見つけるなどの目的がない。文系・理系と分かれても文系科目のみあるいは理系科目のみすれば良いのではなく、様々な科目を学ぶべき事。「大学の選択」では大学は入試のレベル、卒業生の数、伝統、就職先などトータルで考えて選ぶ。など大変納得する内容のお話が続き、生徒の中には熱心にメモを取っている生徒もいました。

先生の講演が終わると生徒から大きな拍手が起こりました。そして生徒を代表して生徒会長の志村君から落合先生に花束が手渡され、先生は大きな拍手の中、体育館を後にしました。

落合先生は公演後に会議室にて、本講から生産工学部への進学が決まった生徒とのお話しする機会を作って下さいました。生徒は1人1人自己紹介をして、抱負などを語りました。

そして落合先生から生徒へ大学生活へ向けてのアドバイスがありました。先生はアドバイスの中で次の2点を強調されました。「仲間を作ること」「言われたら“ハイ”と言ってすぐ動くこと」。生徒達は非常に良い表情で話を聞いていました。

最後に「4月に会いましょう」と落合先生からの挨拶があり、懇談会は終わりました。参加生徒は生産工学部進学について大いに希望を膨らませたようでした。

大学の先生から進路選択や大学生活の話を聞く機会は滅多にありません。本日の特別講演はこれから進路について考えていく生徒にとってはとても大きな経験になりました。生徒達には今後自分の希望する進路に進めるように本日聞いた話をもとによく考え、できることを一つ一つやっていって欲しいと思います。頑張れ、日大明誠生!

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