お礼状の内容をじっと聞く野球部員(上)とお礼状を持っての集合写真(下)

本校では毎年卒業生が後輩のためにとまだまだ使えるグラウンドシューズなどを残していってくれます。それらの靴などを後輩が使うこともありますが、そのまま使われないこともあります。それではもったいないと言うことで野球部が靴などの再利用に立ち上がりました。

「何かボランティア活動をしたいと思っていたんです。」と野球部の小口監督。そして、まだ使える靴を必要としているところに送ろうということになりました。ただ靴だけでは寂しいということで、野球部は使わなくなったバットを送ることにしました。さらに野球部は他の部活にも声をかけて送る品物を募りました。すると硬式テニス部からテニスボール、バドミントン部からバドミントンの羽根が集まりました。

送るものが集まったら、次は送る準備です。卒業生の残した靴には汚れもあります。そこで野球部の部員が靴を一足一足洗いました。靴を洗った野球部員の2年生前田くん(大野北中出身)は洗った時のことを振り返り、「折角送るんですから、よりきれいにしようと一生懸命に洗いました」。200足ほどあった靴がきれいになったところで、その他の品物とともに箱に詰めていきます。

送る準備ができましたので、8月中旬に長野県にある風の子ぐりんくるの会という長野県内の児童福祉施設に文具や書籍などを送っている団体に連絡をとり、品物を本校まで取りに来て頂くことになりました。無事に品物を引き渡しました。あとはこの会を通じて品物を必要としているところに送られます。

さて期末考査が明日からという本日、野球部の小口監督のもとに一通の手紙がきました。開封してみると、風の子ぐりんくるの会を通じて本校からの靴を受けとった児童養護施設の木曽ねざめ学園さんからのお礼状でした。「・・・この度、長野県駒ヶ根市の、風の子ぐりんくるの会様より、たくさんの靴をお送りいただきました。この靴は日本大学明誠高校の皆様よりいただいた物でであるとお聞きしましたので、御礼と、受領させていただいた旨をお伝えしたく、ご連絡させたいただきました。・・・」(一部抜粋)

小口監督からお礼状を紹介してもらった野球部主将の2年川戸くん(小平に中出身)は「喜んでもらえてうれしいです。自分たちの今年のチームテーマが“Do it now”なので、今後もみんなのため、学校のため、人々のために今できることをしっかりとやっていきたいです。」とうれしそうに話してくれました。このように温かい話を聞くと、聞いた方もうれしくなりますね。今後も是非活動続けてください!

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