9日目の朝を迎えました。今日は久し振りに晴れになり、清々しい気分で1日を迎えられました。本日も生徒はホストファミリーの送迎のもと学校に集まり始めました。今まで体調不良で欠席する生徒もなく、今年の生徒たちはメンタル的にもタフな生徒が多いように思います。生活リズムも整って来たようで、落ち着いて生活を出来るようになって来ました。生徒の順応性の高さには驚かせられます。当初はホストファミリーに不安を抱いていた生徒も朝から歌を歌えるほどご機嫌な様子を見ると安心します。
ホストファミリーでの過ごし方を聞くと様々です。家に帰ってゆっくりする生徒もいれば、近くのコンビニやスーパーで買い物する生徒、散歩をする生徒、映画を見る生徒など。映画はニュージーランドがロケ地になっている「ロード・オブ・ザ・リング」を観たようです。その生徒は映画のセットを残して観光地にした「ホビット村」に行きたいと話していました。
今日の1時間目と2時間目はMichele先生のESOLの授業からスタートです。先週の金曜日以来となる授業でしたので、Michele先生に最初に週末にあったことを英語で答えるアイスブレイクから始まりました。最初と比べるとだいぶスムーズにMichele先生の質問に答えている気がします。次にニュージーランドの国鳥であるkiwiについて勉強しました。グループに分かれて、kiwiの天敵や何を食べているのか、どうやって身を守るのかなど特徴をそれぞれ調べます。その後、グループを変更して自分たちが調べた内容を英語でシェアするワークを行いました。その後kiwiの種類についての動画を観て、kiwiの特性を学びました。Michele先生の授業も金曜日を残すだけになりました。学んだことを今後に活かして欲しいと思います。
ESOLの授業終了後には、バディ生徒がすぐに迎えに来てくれました。生徒は休む間もなく、バディ生徒の授業に参加です。通常の授業が行われている中で4時間目の途中に突然サイレンが鳴り、月曜日と同様に避難訓練が始まりました。様々なシチュエーションで避難訓練を行うことは有事の際に柔軟に対応することが出来ます。昨日の早朝に大きな地震がオーストラリア付近で起こったことに対する対策なのか、頻繁に訓練を行うことの大切さを学ばせてもらいました。
生徒から聞いた授業内容の紹介です。化学の授業では小テストを行いました。2問分かった問題があって、それ以外は勘でやったけれど27問中18問正解だったそうです!保健では自由時間だったようで、バディと揉めた?そうです。英語でやり取りをしたのでしょうか。英語の授業では、印象に残るポスターを英語で作るという授業でした。しかし、火災警報が鳴って避難になってしまったため時間がなくなって説明で終わってしまったとのこと。数学では、「昨日の授業で正解と自分の答えが違ったので、バディの友達に見せて解いてもらったら同じ答えになった。それをその友達と一緒に先生に指摘しに行ったら先生も解き直してくれて、本当に合ってた!先生に感謝された!」と生徒の逞しさを感じせてくれました。物理では、充電の+-を考え出した人に関するビデオを見て、わかったことを話し合いを行いました。
昼休みでは昨日と異なり、外でバスケやラグビー、サッカーなどを現地生徒と楽しんでいました。わずかの期間ですが、スポーツを通じて交流を深めていました。中には「かわいいなーと思ってた子と写真撮れた!バディの友達がいけいけ!って盛り上げてくれて、自分で話しかけて撮ってもらった。」と積極的にバディ以外の生徒との交流を楽しむ生徒も出て来ました。
こちらでのホームステイもあと4日です。残りの日々をどう過ごすかは自分次第です。積極的にコミュニケーションをとって、良い思い出をたくさん作って欲しいと思います。明日は1日アクティビティの日になります。天気が心配ですが、素晴らしい1日にして欲しいと思います。
