今日のAucklandは昨日の夜から雨が降り、風もとても強いです。日本でいう台風並みで、窓には横殴りの雨が降り続いています。今日は一日を通して雨でした。
生徒たちはそれぞれホストファミリーの時間に合わせて登校して来るため、時間差で集まってきます。作ってくれたお弁当を見せてもらうと、家庭の色がよく出ています。ある生徒はサンドウィッチとクッキーであったり、ある生徒はピザとフルーツであったり、クラッカー、お菓子など様々です。全体的にはサンドウィッチが多いでしょうか。
本日も一日ONEHUNGA high schoolで勉強の日でした。 そして昨日同様、終日スクールバディとの授業です。それぞれ参加する授業は様々です。本日は、生徒から聞いた授業内容の紹介です。
数学の授業では、「足し算・引き算・比率の計算など小学生みたいな計算だった。」「長い文章題を解いた。英語で読むのは難しいけどそれなりにいけた。」など、これまでの生徒もそうでしたが数学は比較的優しいようです。ただ、「日本のやり方と異なっていて戸惑った」という声もあり、国によって解き方も少し違うようでした。
体育のバスケットの授業に参加した生徒は、「男女合同で、男子の背が高くてびっくり。バスケ得意だから活躍したかったけど、相手が2mじゃさすがに…。でも楽しかった!」という声も。
歴史の授業に興味を持った生徒もいました。「第一次世界大戦の話で、どんな武器を使ったのか、参戦した国、印象に残っている人物など興味深い話でした。」
家庭科の授業では調理実習でタコスを作りました。玉ねぎ、ソーセージを切る作業からトマトと卵を炒め、パン焼いて完成!お腹がいっぱいになってお弁当を食べきれなかったようでした。
photographerという授業もあったようです。
絵を描いて、その絵を様々な方向からカメラで写真に撮り、撮った写真をグループでシェアをするという内容。
経済学は「何をやっているか分からない…」さすがに扱う言葉も難しかったようです。
フィリピン語の授業もあったようです。「現地の人たちがフィリピン語の勉強をしている間、参加が難しいからと教室掲示用のポスターを作らせてくれた。NZを代表するものが箇条書きされていて、そこからいくつか選んで書いた。」と先生も配慮をしてくれているようでした。
中には、「人狼やった!英語での人狼はとても難しいけれど、1回勝てた。」とゲームは世界共通のようです。
英語が理解できず、バディの授業参加が課題になっている生徒が多いのも現状ですが、粘り強く何か一つでも得てきてほしいと思います。生徒によってはバディの授業が楽しくなってきたと言う頼もしい生徒も出てきました。2回の休み時間とも雨の中ずっとバスケしたという強者も。
昼休みは本当に生徒がいるのかと思うほど、昨日賑わっていた中庭には人が全くいませんでした…今日は外から生徒の様子を覗くことはほとんど出来ませんでした。
そして最後の授業が終わり、下校の時間です。生徒達はホストファミリーと帰ったり、決められた方法で帰宅しました。ホストファミリーと過ごす時間もあと5日。生徒たちには限られた時間を大切にして積極的に関わって行って欲しいと思います。
