Oct_30_2016

昨日の記事では、見事に準決勝進出をきめたサッカー部の活躍を紹介しました。

サッカー以外の多くの部活動も10月末には新人戦が終了し、結果が出そろってきています。本日はそうした部活動の中から卓球部の活躍を紹介したいと思います。顧問の加藤真紀子先生からコメントを頂いているので、御覧ください。

平成28年度山梨県高等学校新人体育大会「卓球競技」(学校対抗の部)
10月23日(日) 緑が丘スポーツ公園体育館

 1回戦
日大明誠 3-0 甲府昭和
2回戦
日大明誠 3-2 吉田
3回戦
日大明誠 3-1 駿台甲府

 ベスト4による決勝リーグ戦
日大明誠 0-3 甲府工業
日大明誠 0-3 日本航空
日大明誠 3-2 甲府商業

今回の大会では、第3位という結果を残すことができました。部員たちは本当によく頑張ってくれました。大会前から部員たちと、今まで何度も当たっている吉田高校との対戦に勝てれば、いいところまで行けるのではないかと話していましたが、見事勝つことができ、決勝リーグまで進むことができました。日本航空高校、甲府工業高校には負けてしまいましたが、僅差で敗れたセットも多くあり、勢いを感じました。日々の練習を大切にし、今回の反省点を生かして、これからもどんどん上を目指していってほしいと思います。

日本大学明誠高等学校卓球部 顧問 加藤真紀子

卓球部は第3位という好成績で大会を終えることができたようです。来年度の総体でも各部活動が相乗効果でよい成績を残せるよう頑張っていけるとよいですね。

Oct_29_2016Oct_29_2016Oct_29_2016Oct_29_2016Oct_29_2016Oct_29_2016

本日、サッカー部は韮崎中央公園陸上競技場で行われた全国高校サッカー山梨県大会準々決勝で東海大甲府高校と戦いました。結果は1-0で本校の勝利!試合の詳細を本校の元教員手塚先生が本日も応援に来て下さり報告を書いて下さいましたので、ご紹介します。

手塚秀昭のホイッスル

第95回全国高校サッカー山梨県大会準々決勝戦

 

庄司、値千金のゴール!!

 

第三シード東海大甲府を下しベスト4に進出

15日に開幕した第95回全国高校サッカー山梨県大会の準々決勝戦.は、29日韮崎中央公園で4試合を行いベスト4が出揃った。本校は第3シード東海大甲府高校と対戦し前半の先制点を見事守りきり久しぶりに準決勝に勝ち進んだ。この大会は現時点まで第8シードの本校と第2シード山梨学院高校を除きシード校が相次いで敗退し波乱の大会となった。

どちらも3年生が大多数を占めるメンバー構成で、本校は前の試合と全く同じメンバーで臨んだ。強風が吹き荒れる中、東海のキックオフで開始された。風下の東海は、前線のFW⑨へのロングパスを中心に攻め入り空いたスペースへ⑰が入り何度か本校ゴール前に攻めるが要所で体を張ったプレーでゴールを割らせなかった。相手の個人技に翻弄されながら劣勢だった本校は、⑧関根や⑥庄司がボールをキープし始め徐々にペースを掴み始めた。9分、GK高橋のロングフィードからシュートに至ったが惜しくもGK正面でゴールはならなかった。

風上の利を生かし13分、18分、19分、25分と立て続けにシュートを打つが正確さに欠け一進一退の攻防となった。東海の⑬のオーバーラップからのクロスやCKからのピンチをしのいだ28分、左サイド20m付近からの相原のシュートが相手DFに当たってコースが変わり、クロスバーからのはね返りをゴール前に詰めていた庄司が値千金のシュートを決め待望の先制点を挙げた。その後は反則を重ねリズムが掴めず、東海の攻撃を受けるがゴール前の空中戦やDF陣の出足の良さで無得点に抑え前半を終了した。

後半に入り、風下の本校はパスを通すのに苦労しながらも、4分、右サイドをスピードある清家のオーバーラップ、7分⑩山口のシュートなどで押し気味に試合を進めた。東海も選手を2名入れ替え、⑦のロングスローからゴール前に何とかしてボールを放り込み活路を見出そうとするがGK高橋のタイミングよく前に出る守備で攻撃を封じた。本校もリードはしているが1点を守ろうとする意識もなく選手を交代させながら、果敢に攻め追加点を奪いに行くが、時折相手のカウンター攻撃に遭い、31分には風に乗ったミドルシュートがクロスバーを叩き肝を冷やした。

その後は、東海の波状攻撃の前に自陣ゴール前に釘付けとなり防戦一方となった。決定的なピンチも各選手が集中力を切らさずこのまま逃げ切りまさに薄氷の勝利をものにした。クロスバーが明暗を分けた試合でもあった。

勝因を挙げるとするならば、高校生らしくひたむきにボールを追い最後まで集中力を切らさず“絶対に勝つ”という強い気持ち持ち続けた精神的な部分に尽きる。そして、チーム戦術的には、センターバック③井上と⑤金子が、県リーグで多くの得点を挙げている東海FW⑨田中を完全に封じ込め、またボランチ庄司と関根も勝利に貢献した。しかし、上記の4名を含めたベンチ入りメンバーだけでなく、バックスタンドで試合中、声を張り上げ続けた応援部員や保護者等との一体感が勝利を導いたはずである。その事は終了後の応援席前での『勝利のダンス』が如実に表している。この試合に勝利したが、まだ代表権は獲得していない。次は過去に全国優勝の経験のある強豪山梨学院高校である。会場はJリーグ仕様のグランドであり、これ以上の最高の舞台はない。失うものもないチャレンジャー精神で臆することなく相手に挑み続けてもらいたい。

元日大明誠高等学校教諭 手塚 秀昭

接戦を制して、準決勝に進出。相手は山梨学院高校、過去に何度も選手権に出場している強豪です。しかし、本校は全校応援でサッカー部を応援します。残された日々を大事に使って、ベストな状態で試合に臨み、価値を手にして欲しいです。頑張れ、日大明誠サッカー部!

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Oct_28_2016

先日、22日、23日で陸上競技部は関東高等学校選抜新人陸上競技選手権大会に出場し、本校からは4名の選手が参加しました。その時の試合の様子を顧問の松嶋先生が報告して下さいましたので、ご紹介します。

第20回関東高等学校選抜新人陸上競技選手権大会

陸上競技部は、10月22日(土)~23日(日)に埼玉県の熊谷スポーツ文化公園陸上競技場で開催された平成28年度第20回関東高等学校選抜新人陸上競技選手権大会に参加してきました。

出場種目は9月下旬の県高校新人大会の結果、出場権を獲得した800mに2名、1500mに2名でした。

22日に1500mが行われ、予選1組に出場した2年の長島選手が4分8秒代を、予選2組に出場した2年の河内選手が4分14秒代のともに自己ベストタイムを記録しました。

23日に行われた800mでは、予選2組に2年の毛利選手が、3組には1年の萩原選手が出場しました。気温が高めであったこともあり、ともに自己ベストよりも1秒落ちでのゴールとなりました。

いずれの選手も予選落ちという結果でしたが、関東大会という場において自己ベストやそれに近い記録を出せたことは来年の春につながる良い結果だったと思います。

これで今年のトラックの試合は終了し、今月の29日の土曜日にいよいよ全国高校駅伝の県予選が開催されて、駅伝シーズンがやってきます。

昨年は惜しくも7位という結果に終わり、1年後の6位以内入賞を目標にここまで長距離の2・3年生は頑張り、またそれにあわせて1年生も入学当初からハードな練習に取り組んできたので、良い結果がてるように期待しています。

※今年は襷に付ける勝守は、大分県の宇佐八幡のものを用意しています。

日本大学明誠高等学校陸上競技部 顧問 松嶋暢夫

松嶋先生のコメントにもあるように、これまでの練習の成果というものが出てきているようです。明日は全国高校駅伝県予選です。昨年の雪辱を果たすべく、全力で予選に臨み、上位大会の切符を手にしてほしいものです。頑張れ、日大明誠陸上競技部!

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Oct_25_2016
Oct_25_2016

本日の記事は硬式テニス部についてです。10月15・16・22・23の4日間にわたって新人総体が行われました。

10月15日は団体戦でした。男女ともベスト4以上を目標に臨んだ団体戦。女子は初戦の対甲府南高校に、シングルス3の田中日那子さんとダブルス1の小塚ももさん・小美濃玲林さんペアが勝利。相手の不戦敗も含め、3-2で勝利しました。ベスト4をかけた試合の相手は城西高校。先に2敗してしまい厳しい状況が続きましたが、シングルス2の田中莉穂さんが勝利し、部長の田中さんにつなげました。ゲームカウント2-2までもっていきましたが、同時に行っていたダブルス2の高橋里奈さん・岡部知佳さんペアが惜しくも負けてしまい、残念ながらベスト4進出は叶いませんでした。

男子の初戦は北杜高校。シングルス1の泉水君は1年生。先日の学年別大会ではベスト8に入る実力者です。しかし、相手は2年生。格上相手に善戦しましたが、惜しくも3-6で負けてしまいました。ここから明誠高校の反撃が始まります。ダブルス1の牧野一樹・堀歩夢くんペアは6-1で圧勝。シングルス2の小野壮一郎君は6-4で勝利。ダブルス2の坂本玲志郎君・花岡聖太君ペアも6-4で勝利。部長の鈴木太一君は危なげない試合運びで相手を倒し、4勝1敗で北杜高校に勝利しました。

ベスト4をかけた昭和高校との次戦も実力の差を見せつけ、見事ベスト4を果たしました。準決勝は優勝候補筆頭で関東大会常連の駿台高校。残念ながら負けてしまいましたが、狙うは3位。明誠高校と同じく準決勝で敗退した甲府第一高校との試合に臨みました。普段はおとなしい生徒たちも、甲府一高戦は全員が気合マックスでした。ダブルス1の牧野君は先輩の堀君と絶妙なペアワークを見せ、相手にくらいつきました。ゲームカウント5-4までもつれこみ、待望の1勝まであと1ゲームまで迫りましたが、シングルス1の泉水君、シングルス2の小野君、ダブルス2の坂本君・花岡君ペアが惜しくも負けてしまい、0-3で無情の試合打ち切りとなってしまいました。

続く16日と23日に個人戦シングルスの試合が行われました。女子は、田中日那子さんがベスト32、男子は、全員が初戦突破、鈴木君、堀君、小野君がベスト32という結果でした。22日は個人戦ダブルスの試合が行われました。女子は、小塚さん・田中莉穂さんペアがベスト8という好成績を残しました。男子は、鈴木君・堀君ペアと、牧野君・泉水君ペアがそれぞれベスト16という結果でした。

明誠高校硬式テニス部は大きく成長しています。部員45人全員が高い意識を持ち日々練習に取り組んでいます。目指すは、来年4月の県総体で、関東大会に出場することです。頑張れ、明誠高校硬式テニス部!

ひら

Oct_26_2016

本日、本校では芸術鑑賞教室ということで、東京都品川区にある積水ハウスミュージカルシアター四季劇場【夏】にてミュージカルを鑑賞しました。
今年度鑑賞したのは劇団四季の『リトルマーメイド』です。

本作は、「親指姫」「マッチ売りの少女」「裸の王様」などで知られるデンマークの童話作家アンデルセンの「人魚姫」が原作です。
この「人魚姫」をディズニーがアニメーションとして映画化し、それをミュージカルにアレンジしたものが今回観劇したものです。

ストーリーは人魚姫・アリエルがある日助けた人間の王子・エリックとの恋に落ち、大きな障害を前にしながらも自分の思いをかなえようと奮闘する、という分かりやすいものです。
ストーリーも笑いあり、涙ありで素晴らしいものでしたが、キャストの細かな演技や、あたかも本当に水中にいるかのような演出がすばらしく、退屈とは程遠い観劇でした。

生徒たちに感想を聴いてみると「すごかった。」「アリエルみたいな女の子に出会いたい。」「すごく楽しいミュージカルだった。」など、多くの生徒がこの『リトルマーメイド』を楽しんでくれたようです。

今回の芸術鑑賞教室で、様々な困難に真っ向から立ち向かって自分の道を貫くアリエルの姿を見て、何か感じるものがあったのではないでしょうか。
こうした機会を無駄にせず、よい作品を見て何かを感じ取ることができる感性を磨くことができるといいですね。ちなみに、今回の企画に、本校の卒業生である木崎 蓮さんも協力してくれました。高校時代はラグビーで活躍しました。劇団四季の社員として営業等を行っているそうです。卒業生がこのように活躍してくれていること、本当に嬉しく思います。

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本日の上野原は朝から曇天模様です。午後には雨の予報が出ています。そんな中、明誠高校では1時間目に授業評価アンケートと、11月2日に実施される体育祭の予行練習が行われました。

1時間目の授業評価アンケートは日大全付属高校が一斉に行う重要なアンケートです。どの生徒も真剣に質問項目に答えていました。このアンケート結果を受け止め、教員は授業改善に努めます。

授業評価アンケートが終わったら、いよいよ予行練習です。と、その前に、先日行われた生徒会選挙で信任・当選した生徒会長および生徒会副委員長の認証式を行いました。代表として会長の若林さんが決意の言葉を述べ、その後、奥秋校長先生が生徒会本部に対して激励の言葉をかけてくださいました。

生徒会認証式のあと、入場練習を行いました。入場行進と言えば野球部!ということで、野球部2・3年生の皆さんに入場行進見本を見せてもらったあと、4色のチームが入場練習を行いました。

入場練習の後は、プログラムの種目を実際に行う形で、入場・競技・退場の一連の流れを確認しました。

本日は予行練習ということで、用具係・招集係・審判係の仕事の動きをメインに確認しました。初めての体育祭で動きにとまどっている1年生もいましたが、2・3年生を中心に教員のアドバイスを受けながら主体的に行動している生徒が多かったように思います。

お昼を過ぎ、雨が降ってきました。したがって、もともと予定していた本日のプログラムを修正し、午後からは学年ごとに時間をずらして大縄跳びの練習を行いました。最後に各色に分かれ、応援合戦の流れを団長が説明しました。

本番は来月の2日です。明誠高校1番のスポーツの祭典である体育祭を、皆さんの力でぜひ成功させましょう!

ひら

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先日22日、本校edulog班は応援バスに同乗し、ラグビー部の花園予選及びサッカー部の選手権予選の取材に行きました。両方の試合に本校の教員だった手塚先生も駆けつけてくれ、それぞれの試合の戦評を書いてくれました。ラグビー部、サッカー部の対戦相手が同じ都留興譲館高校ということもあるので、本日のedulogはラグビー部、サッカー部の記事二本立てでお送りします。

まず、応援バスは南アルプス市にある御勅使南公園ラグビー場に向かい、ラグビー部の花園予選の応援を行いました。その試合の様子を以下にご紹介します。

手塚秀昭のホイッスル

第96回全国高等学校ラグビーフットボール大会山梨県予選

 

執念の1トライ!!

 

強豪都留興譲館に堂々の戦い

第96回全国高等学校ラグビーフットボール大会(平成28年度全国高等学校総合体育大会)山梨県予選は、22日、御勅使南公園ラグビー場で2回戦4試合が行われベスト4が決定した。今大会は9チーム(合同1チーム)の参加であるが、今年のリオデジャネイロオリンピック7人制ラグビー代表選手を筆頭に、過去何人もの日本代表を輩出した山梨県のレベルは非常に高いものと全国に知れ渡っている。本校は昨年の今大会に続き単独チームでの出場を果たし、今年こそは何とか上位の成績を収めようと日々の練習に励んで来た。

両チーム共気迫の溢れるウォームアップを終え、都留興譲館(以下興譲館)のキックオフで試合が開始された。開始直後、興譲館は本校のライン攻撃を強烈なダブルタックル(一人の選手に二人でタックルする)でノックオンを誘い本校陣内22m付近のスクラムから⑧がブラインドサイドを突破したが体を張ったタックルでしのいだ。お互い緊張からか細かいミスがあった後、5分、フエイズ(攻撃)を5回重ねられ左右にボールを左右に散らされた後、モールで本校自陣右隅にトライを挙げられた(5-0)。

7分、本校は攻め込みラックでの相手のハンドからペナルティー(以下P)を得てタッチキックを選択しモールからトライを取りに行ったが巧みな相手のディフェンスからターンオーバー(相手ボールを奪う)され絶好のチャンスを逃した。11分、興譲館は本校ゴール前でPから素早く仕掛けトライ(10-0)。対する本校は14分、③渡邉が密集を再三突破してPを得て、ペナルティーゴール(以下PG)を狙わずタッチキックからのモールからトライを狙いに行くが阻止され、19分にもラインアウトからモール攻撃、バックス(以下BK)も入り攻めたがゴールライン寸前でこれも阻止された。興譲館は23分、22m付近からのスクラムから⑨から⑩への巧みなパスワークからボールを繋がれトライ(15-0)。

得点されても、果敢にせめる本校は26分、相手陣内でPを得てラインアウトからモールで攻め一旦は崩され相手ボールになったが取り返しラックサイドを何回も執拗に突きBK一人残した14人で攻撃し最後は⑫袖野のトライで前半を折り返した(15-5)。

後半開始直後、1分にスクラムを起点としたハイパントのキック処理に時間がかかり痛恨のトライを献上(22-5)。興譲館のバックス(以下BK)のどの選手も走力・突破力を兼ね備え前半からグラウンド全面を使った攻撃に徐々に本校選手の体力の消耗も激しくなってきた。相手の早い展開にタックルも甘くなり、10分、モールから左隅にトライを奪われた(29-5)。

15分、相手のキックをキャッチした⑮波多野が相手DF陣をステップでうまくかわした密集からラックを連取し、ブラインドサイドを突くもトライはならなかった。この時間帯から反則が多くなり試合のリズムが掴めないまま、16分には反則からモールで攻められ(36-5)、20分にも⑪のスピード豊かなプレーからのラックの早い球出しから(43-5)、26分にはPからラインアウト、モールで(48-5)、直後にも攻撃の手を緩めない興譲館は、本校の攻撃をターンオーバーしラックを連取しトライを重ねた(53-5)。大差はついたが誰一人と諦めない本校は、相手陣深く攻め入りPをもらいモールで勝負するもトライならず、無情のタイムアップの笛が鳴り響いた。

この試合、前半は互角に戦っていたが、後半は相手のBKに外側広くボールを運ばれながら本校ディフェンス陣のギャップ(隙間)をうまく突かれ、FW・BK一体となった攻撃に涙を飲んだ。本校は、スクラム、モール、ラックそれぞれのサイドの突破が随所に見られたが、ラックからの球出しに時間を費やし相手にディフェンスの時間を与えることとなった。又、モール攻撃もモールの先頭で柱となるプレーヤーへの相手タックルが強烈に決まり崩され、その後のモールリフォーム(作り直し)もうまくいかなかった。不用意な反則の多さも試合を大きく左右した。ラグビー競技は試合中でもレフリーと話し合う事ができ、レフリングの見解をお互いに確認することも必要となってくる。

敗れたとはいえ、単独チームでの2年連続参加、興譲館との過去の対戦スコアと比較して得失点差の大幅な減少、そして特筆すべきは念願のトライを挙げたことであった。トライはたった一人で取れるものではない。ボールを持って激しいタックルに遭ってもボールを保持し、ブレイクダウン(タックル成立後のボールの争奪戦)での相手のジャッカル(ボールを奪うプレー)を身を呈してはねのけ、数人でサポートプレーを続けて初めてトライが生まれる。どんなに点差が離れていてもトライに拘るのがラグビーの本質である。国際ゲームで時折見られるのが、例えば50点以上離されて敗色濃厚なチームが、終了間際に1トライを挙げた瞬間、スタジアムの大観衆が総立ちで拍手を贈る感度的なシーンがそれを如実に表している。

最後に、1年次に合同チーム、2年・3年次に単独チームでの出場を成し遂げた3年生、FW第1列で相手と平均体重で一人20kgの大きな差がありながらスクラムでその押しに耐えた両プロップ①石井武③渡邉道隆、強烈な圧力を受けながらもスクラムやラックサイドのボールをうまく処理しBKラインをコントロールしたHB団⑨田中篤志⑩志村裕樹、再三ゲインライン(セットプレー等で後ろに出されたがボールが元にあった位置の仮想ライン)を突破しタックルし続けたセンター⑫袖野太一、最後尾で常に仲間を叱咤激励しキャップテンシーを如何なく発揮したフルバック⑮波多野航介、先発メンバーとしての出場は叶わなかったが、日頃常に努力を重ね続け3年間部活動を続け、途中交代でピッチに立った21仲戸川大輔、以上の7名がラグビー部並びに部員に残した功績は偉大なものである。

この試合、「ノーサイド」の笛が鳴るまで必死にボールを追い続けた3年生の『背中』を見た下級生18名が、次大会にこの『無念』を必ず晴らしてくれることを期待する。

元日大明誠高等学校教諭 手塚 秀昭

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ラグビー部の3年生の皆さん、お疲れ様でした。部活動での経験を次のステージで是非生かして欲しいです。1,2年生は先輩達の背中を見て得たものを次の試合に生かせるように努力して欲しいです。頑張れ、日大明誠ラグビー部!

ラグビー部の試合後、応援バスはサッカー部の選手権予選の会場である初狩憩いの公園サッカー場へと向かいました。サッカー部の試合の様子を手塚先生に書いていただきましたのでご覧下さい。

手塚秀昭のホイッスル

第95回全国高校サッカー山梨県大会

 

怒涛の5ゴール!!

 

都留興譲館を下しベスト8に進出

15日に開幕した第95回全国高校サッカー山梨県大会の第2日目は、22日初狩憩いの公園など4会場で3回戦を行いベスト8が出揃った。

本校は、都留興譲館(以下興譲館)と対戦した。突出した選手はいないが、各選手が精神的にも強くハードワークで戦う、まさに高校サッカーと呼べるのに相応しいチームである。本校はシステム4-5-1、トップ下の⑩山口を中心とした攻撃的なチームで、対する興譲館はセンタ-バック④がDFラインを統率し4-4-2のシステムで守備的なチームの好対照の戦いであった。

前半、本校は試合の入りは良く、前線からのプレスで相手のフィードやパスを遮断しながら主導権を掴み、前線で⑨谷口にボールを集め、空いたスペースに⑩山口や⑪新井が飛び出し決定的なチャンスを何度か掴むが得点には至らなかった。戦前の予想通り、興譲館は全体をディフェンシブな引き気味の戦いに徹底し、本校DF陣の裏にFW⑦⑮を走らせカウンター攻撃に活路を見出そうとした。本校は徐々に中盤を支配し始め、⑧関根がそのフィジカル面の強さによるボールキープやその視野の広さから左右のスペースに好パスを通し、押し気味に試合を進めた。

25分、右コーナーキックからゴール前で混戦になり、セットプレーで上がっていた⑤井上にパスが流れ待望の先取点を挙げた。その後もFKやCKでゴール前にボールを運ぶが相手の粘り強い守備でゴールは割れなかった。興譲館も本校DF陣の裏へパスを出すがクリアーボールのこぼれ球を拾えず劣勢のまま前半を終了した(1-0)。

本校は後半直後から攻め、1分、ミドルシュートがクロスバーに跳ね返り相手DFの押し上げの隙をついて⑨谷口が冷静に決め待望の追加点が入った。その直後にも右からのFKからゴールに向かっていくクロスに⑥庄司がヘッドで貴重な3点目をゲットした。

3-0でリードしても当然攻撃の手を緩めない本校は、28分、右CKから⑥庄司が決め、さらに2点目と同じようにまたもやDFの押し上げの隙をついて⑩山口が5点目を挙げた。興譲館は5点のビハインドにも関わらず最後まで戦う姿勢を失わず果敢に攻めた。しかし、バイタルエリアでパス・コントロール・連携ミスが多く、唯一の決定機もオフサイドで潰し無得点で終了した。

本校は、前回の2回戦(初戦)と違い各選手が緊張感もなく伸び伸びとプレーを続けた。引いた相手に個人技やパスで崩しゴールへ向かうプレーも随所にみられ、空中戦にも勝ち特に後半開始直後の3分間での2得点は相手の戦意を喪失させるに十分であった。3年生最後の大会となる“冬の選手権”。今後は、今以上の強敵との戦いになるが、技術的なことよりも相手に勝ちたい気持ちをどれだけ強く持てるか。この試合5得点中3点を挙げた井上・庄司、そしてキーパーとして日頃真面目な気持ちで練習に励み交代で出場を果たした小俣の3名は、対戦相手興譲館の選手とジュニア・ジュニアユース等のチームメイトであり、今はライバルの関係である。そのライバルだけには絶対負けたくないという3名の気持ちが本校の勝利に貢献したことは紛れもない事実である。

ベンチ入り20名の中では3年生17名の他、2年生2名、1年生1名の構成である。公式ユニフォームの着用が許された20名は、3年生も含めたベンチ入りできない70名のチームメイトに心底応援してもらうためにも、この1週間、今まで以上に練習に真剣に取り組み、その真摯な態度を見せる必要がある。それがチーム一体感を持って勝利を呼び込む最大の近道でもある。

元日大明誠高等学校教諭 手塚 秀昭

サッカー部は見事に快勝し、準々決勝へと進みました。次は、東海大甲府高校が相手です。油断のできない相手ですので、試合までにできることを十分に行い、是非勝利を掴んで欲しいです。頑張れ、日大明誠サッカー部!

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Oct_22_2016

先日の18日、陸上競技部は駒沢オリンピック公園陸上競技場で行われた日本大学体育大会陸上競技会に参加しました。顧問の松嶋先生が競技会の様子を報告して下さいましたので、ご紹介します。

日本大学体育大会陸上競技会

10/18・火曜日に日本大学体育大会陸上競技会に参加してきました。

この大会には、今週末の関東選抜新人大会に参加しない1・2年生と基礎学力到達度テストが終了した3年生も元気に出場しました。

今回の大会では1位~3位にはメダルが授与されます。

今年唯一のメダルを獲得したのは、男子走高跳に出場し2位となった3年の澤藤選手でした。

5月の県高校総体と同じ、1m80を記録しました。

8月末の関東選手権以来の試合でしたが、ブランクを感じさせない跳躍でした。

月末に全国高校駅伝県予選を控えた、長距離も3名が1500mに出場し、3年の松永選手が県総体の時と同じ4分12秒を記録しました。

また、2年の大神田選手が4分20秒、1年の成岡選手が4分17秒でそれぞれ自己ベストを記録しました。

全国高校駅伝県予選に向けて、良いレースができたと思います。

今年は、例年とは異なり女子の短距離の部員が4人になったので、4×100mRにも6月の学年別大会から出場をしています。

6月学年別大会では56秒でしたが、今大会の決勝では54秒66までタイムを縮めてきました。

来年の春の県総体の決勝進出を目標に、冬は頑張って練習をしてほしいと思います。

日本大学明誠高等学校陸上競技部 顧問 松嶋暢夫

メダルの獲得、自己ベスト記録等、今年の日大大会は次につながる大会になったようです。これからの冬の季節は駅伝シーズンです。顧問の松嶋先生も書いてあるとおり、長距離選手が順調に伸びているのは駅伝へ向けて大いに期待できそうです。月末の全国高校駅伝県予選では好成績を出して欲しいです。頑張れ、日大明誠陸上競技部!

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銅賞 工藤 塁さん「三姉妹」

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入選 精進 圭人くん「凛とした横顔〜孔雀〜」

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佳作 吉澤 陽菜さん「天使はいたんだ」

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佳作 渡邊 理央さん「えいっ!」

10月15日(土)に都留高校で行われた「山梨県高等学校文化連盟写真専門部 2016年度秋季審査会」に本校の写真部1・2年生の計8名が参加し、個人では1年生の工藤塁さんが銅賞、2年生で部長の精進圭人くんが入選、1年生の吉澤陽菜さんと渡邊理央さんが佳作を受賞、と4名が入賞し、本校は見事団体4位の賞状ももらってきました。3年生が受験で作品を出品出来ない中、心配もありましたが、写真部は見事1年生の女子がカバーして立派な成績を収めました。

秋の審査会は、この冬に行われる関東大会と来年夏に行われる全国高等学校総合文化祭(=文化部のインターハイ)への代表になる権利を獲得できる最後のチャンスとなるだけに、どこの学校も力作ぞろい。県内の29校の写真部員280名の作品1319点の中から、上位10点(金賞1点・銀賞3点・銅賞6点)とその後に続く10点(入選10点)が選ばれ、11月に行われる山梨県高等学校芸術文化祭(=芸文祭)写真部門に出品の権利を得ました。そして、その貴重な優秀作品の中に、銅賞の工藤さんの作品と入選の精進くんの作品が含まれていたのです! おめでとうございます。2人の作品は11月の芸文祭に送られることとなりました。

春季審査会ですでに3年生の窪田有希くんが芸文祭への出品を決めていますので、今回の2人と合わせて3名、プラス、他の部員の5作品、合計8点が芸文祭への出品となります。関東や全国への切符を獲得出来るでしょうか、楽しみですね。

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さて、今回の審査会の審査は、写真雑誌CAPAの審査員や、写真甲子園の審査に当たっておられる写真家の鶴巻育子先生。1次審査では、参加者一人ひとりを前にして会話を交わしながら、その生徒の作品の中から1枚ずつ1番良い作品を選び出してくれました。2次審査では、参加者全員の1点ずつの作品がテーブルにずらっと並べられ、その中から、鶴巻先生が約80作品を選び出しました。選び出された作品はすべて佳作以上となります。

ここから別室での審査となります。各学校の顧問が見守る中、鶴巻先生は並べられた80点程の作品の中から、入賞作品を慎重に選び出しました。この間、生徒たちは昼食を食べたりリラックスできる時間となり、本校の生徒の中には都留高校の学食を利用してランチを食べた生徒もありました。

さて、入賞者が決定されるとすぐに発表となりました。担当高校の部員のMCで審査発表となり、精進くんの入選、工藤さんの銅賞が発表となりました。そして、本校が団体4位というアナウンスもありました。工藤さんを含む入賞者上位10名は前で表彰され、各作品の寸評が鶴巻先生の方からありました。工藤さんの作品は青森の駅の待合室での写真。妹さん2人を撮影とのことですが、顔は向こう側を見ていて見えません。「この写真の舞台は駅です。駅というのはドラマがある場所ですね。それに写っている2人の顔が見えないところがまた一層気持ちをかき立てられます。工藤さんはこれが自信作だったのか、『どうや』という顔で私を見ました。そう言われてしまうと、はい、という感じで選ばないわけにはいきませんでした(笑)」工藤さんの銅賞はドヤ顔のおかげだったのでしょうか。

「私、ドヤ顔なんてしてませんっ(怒)」と工藤さんは否定していますが、その真偽はともかく、なるほどいい作品ですね。この作品、芸文祭でも入賞が楽しみです。

ちなみに、工藤さんのこの写真、顧問が3千円で購入したドイツ製のかなり古い(1960年代の)フィルムカメラで撮影されたもの。デジカメで撮られたものではないんです。カメラの古めかしさも、写真のいい味を出すのに役立ったのかもしれません(笑)。

なお、精進くんと渡邊さんは春の審査会に続いて2回連続の入賞となりました。11月の芸文祭も良い報告を聞かせていたたければ、と思います。

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こんにちは。本日は男子バレー部の春高予選大会についてお伝えします。男子バレー部は多くの部員がおり、徐々に力をつけている部活動の一つです。顧問の齋藤先生と副部長の本松幹英にコメントをいただいたので紹介致します。

全日本バレーボール高等学校選手権大会山梨県予選に出場して

10月15日(土)に甲府工業高にて全日本バレーボール高等学校選手権大会山梨県予選がありました。いわゆる春高バレーの予選で、3年生が出場できる最後の大会です。本校バレー部は夏のインターハイ予選を最後に3年生が引退していますので、1・2年生でこの大会に臨みました。

1回戦 vs韮崎工業 0-2(21-25、23-25)

格上の相手に対して、自分たちの持ち味を発揮し勝負できたと思います。練習の成果が所々に見られ、部員たちの成長を感じることができました。ただ、あと一歩のところで勝利を掴むことができなかったのが悔やまれます。今後はこの悔しさを忘れずに、次回大会に向けて練習に励んでほしいと思います。
最後に、今回遠いところまで応援に来てくださった保護者の方々に感謝申し上げます。今後ともご協力宜しくお願い致します。
男子バレーボール部顧問  齋藤 理

10月15日に全日本選手権予選がありました。今回は大会前に定期考査が行われる関係で、勉強と部活動の両立をしなくてはなりませんでした。
今回の試合相手は僕達よりも格上のチームでした。結果的に負けてしまいましたが、僕達はとても良い戦いができたと感じています。試合後、なぜそのような良い戦いができたのか、そして良い戦いを出来たのにもかかわらず負けてしまった理由は何なのかを考えて、今後の課題を見つけることができました。その課題は「油断をせずしっかりと集中すること」だと僕は思います。これからの部活動のときには、常に集中してバレーボールが出来るように頑張りたいです。
男子バレーボール部副部長  本松 幹英

今後の活躍にも期待していきましょう。頑張れ、明誠男子バレー部!!

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