体操同好会は7月31日から8月5日に島根県浜田市で行われた平成28年度全国高等学校総合体育大会体操競技大会に出場しました。
体操の神様と呼ばれた竹本正男先生の名前がついた体育館で行い、大きなミスはなく大会を終えました。この経験を今後の生活に活かしていきたいです。
7月31日
羽田空港で山梨県選手団のメンバーと合流し、飛行機にて萩・石見空港に向かいました。夕方、萩・石見空港に到着。選手・監督IDカードを受け取るため、急いで会場に向かいます。(IDカードを持っている人のみが会場に入ることが出来ます。)
18時に島根県立体育館(竹本正男アリーナ)に到着。無事、IDカードを受け取りました。
19時頃に宿舎に着き、チェックインしました。すぐに夕食の時間になりました。夕食は新鮮なお魚の塩焼きや天ぷらでした。浜田市の名物の「のどぐろ」というお魚も頂きました。夕食後、ミーティングをし、大会について皆で話し合いました。
8月1日
5時30分に起床し、ザリ(朝の体操)を行いました。前日に購入した朝食をとり、6時45分に練習会場の浜田高校に行きました。
早朝の練習に加え、初めての器具なので、簡単な技を試し、器具に慣れます。今回のインターハイに向けて新たに取り入れた技の平行棒での車輪倒立も成功しました。本番でも成功してほしいですね。
1種目20分の練習を終え、宿舎に戻ります。昼食は山梨県選手団で地元の飲食店に行きました。昼食後は宿舎の近くの浜でクールダウンとトレーニングを行いました。夕方、顧問の私は監督会議のため会場へ。
競技の注意事項などを聞いてきました。18時半から夕食です。今日も海の幸を使った料理を頂きました。夕食後、ミーティングを行い、本日の練習での反省点などを皆で話し合いました。明日は本会場練習です。頑張ってほしいです。
8月2日
5時30分に起床し、ザリを行いました。朝食後、6時45分に会場へ行きました。今日は実際に試合で使う器具での練習なので、器具に慣れることは勿論のこと、会場の雰囲気や室温、湿気の確認も行いました。今回の練習でも今までやってきたことと出来る技を行うことが出来ました。本番の会場での練習でミスなく演技を確かめる事が出来たのはよかったと思います。練習を終え、昼食をとりました。
昼食後、昨日と同様、浜でクールダウンとトレーニングを行いました。クールダウン後、練習着などを洗濯し、選手・監督はチームジャージに着替え開会式に向かいます。
開会式では、地元の高校生による石見神楽の舞台があり、表現力の高さに感激しました。その後、様々な方からのご挨拶を頂き、精一杯大会で演技しようと感じました。旅館に戻り、夕飯を食べ、明日からの試合に向けてミーティングを行いました。試合は明後日なので、まずは明日の公式練習で確認するべきポイントを再確認しました。
8月3日
6時に起床し、ザリへ。だいぶ練習での疲れも出てきたので、今日は少し時間をかけてストレッチをしました。
7時15分に本日の公式練習会場の金城体育館へ。明日の試合に向けて新しく取り入れた平行棒での車輪倒立などを再確認しました。13時に宿に戻り、昼食を食べ、試合の観戦と山梨県の女子選手たちの応援に行きました。
夕方、宿に帰り、夕飯を食べました。夕飯後、ミーティングを行い、明日の試合に向けての最終確認とそれぞれの思いを語りました。ミーティング後、大和田君に試合に向けてのインタビューを行いましたのでご覧ください。
8月3日(試合前インタビュー)
Q1.今回のインターハイでの目標は?
A1.いつも通り、やっていることを楽しみながらやりきることです。
Q2.今まで数多くの地に遠征に行っています。今回の会場は島根県です。どうですか?
A2.去年の大阪大会のように便利な場所ではないですが、海がきれいで、食事もおいしくてとても充実しています。会場は竹本正男アリーナという体操選手の名前がついた体育館で試合ができるので、とても名誉なことだと思います。
Q3.高体連主催の大会は今回で最後になりますが、どんな気持ちですか?
A3.体操選手として支えてくれたすべての方々に感謝したいです。試合に出られるということは、名誉な事なので、残り少ない試合を一つ一つ噛みしめながらこなしていきたいです。
Q4.では、明後日の試合に向けての意気込みをお願いします。
A4.新しく取り入れた技も安定した実施を出来るように頑張ります。応援宜しくお願いします。
8月4日
4時50分に起床し、ザリへ。肩を回し、ランニングをして、体を温めます。6時に本会場へ出発します。7時10分から本会場練習がスタート。床の連続技や鉄棒の放れ技、着地の感じ、平行棒の車輪倒立を再確認します。
9時、演技開始。鉄棒からのスタート。初めの放れ技を成功させます。1つ1つの技を丁寧に行い、最後の後方2回宙返りの着地もまとまり、いい形で1種目を終えました。その後、床、鞍馬、つり輪と大きなミスなく演技を終えました。
跳馬の演技に臨みます。跳馬は県総体のときに着地でミスが出てしまった種目だったので少し心配していました。しかし、マットに吸い付くようにピタリと着地を止めてくれました。
そして、最終演技の平行棒に臨みます。練習の時から何度も何度も繰り返し練習した、車輪倒立を見事に決め、着地まで大きなミスなく実施しました。これで6種目全てが終わりました。6種目ミスや怪我なく終えられよかったと思います。
試合後は他の班の演技を観戦し,大会記念Tシャツを買い13時ごろ宿へ。昼食後、島根土産を買いに行ったり、浜でクールダウンをし、試合での疲れを癒しました。
夕方、夕食後にミーティングで予選通過者の確認を行い、今大会の感想を語りました。残念ながら決勝進出はなりませんでしたが、今日まで精一杯努力してきた事を発揮できてよかったと思います。ミーティング後、大和田君に試合を終えてのインタビューを行いましたのでご覧ください。
8月4日(試合後インタビュー)
Q1.試合直前の公式練習の感想は?
A1.体の調子が非常によかったのですが、不安な箇所もいくつかありましたが、今までやってきたことを出し切ろうという気持ちでした。
Q2. 試合はどうでしたが?
A2.とても楽しく良い演技が出来ました。また新しく見つかった課題があったので、残り少ない期間ではありますが、修正していきたいと思います。
Q3.6日間のインターハイを通じてどのようなことを感じましたか。
A3.今回は日川高校・山梨学院高校とのチームでの行動になりました。競技では学ぶことのできない団体行動の難しさや大切さも学びました。みんなの体操への思いを感じ、自分ももっと頑張ろうと思いました。
8月5日
今日で島根インターハイもおしまいです。今日は遅めに7時に起床し、7時15分からザリを行いました。今日は浜を散歩し、最後に山梨県体操専門部の皆で記念撮影をしました。午前中に決勝の観戦をしました。
トップチームの学校は演技の迫力は勿論の事、周りの応援も非常にすごいと感じました。今回のインターハイを通して感じたことを今後に活かしていきたいと感じました。
日本大学明誠高等学校体操同好会 顧問 八幡健斗
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