平成28年5月11日(水)から第68回山梨県高等学校総合体育大会が行われています。先日の記事でもお伝えしたように各部活動とも健闘しているようです。総体の最終的な結果はまた後日お伝えしますのでお待ちください。本日の記事では11日以前に試合を行った部活動の中でラグビー部の試合の様子を紹介したいと思います。
平成28年5月7日(土)にラグビー部の試合が御勅使南公園ラグビー場にて行われました。相手は1月の新人戦の敗者復活戦でも戦い、惜しくも敗れた吉田高校でした。試合は早々に先制し前半をリードして折り返すもその後逆転を許し、残念ながら狙っていたシード校撃破はなりませんでしたが、一方で成長も見られた試合となったようです。試合の報告をOBでコーチの浅見和友さんがしてくれました。試合後に選手にインタビューができたので合わせて報告させて頂きます。
第68回山梨県高等学校総合体育大会 ラグビーフットボール競技2回戦 |
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日大明誠 | 24 | 19 | 前半 | 17 | 36 | 吉 田 |
5 | 後半 | 19 |
浅見和友のTry at Goal!
こんにちは。本日も多くの関係者の方々のご声援をいただき、素晴らしい環境の中での試合になりました。ありがとうございました。
とにかく悔しいという一言に尽きる試合でした。教えてもらう側から教える側にまわって初めての公式戦でしたが、難しさと未熟さを改めて実感させられた1日でした。
今回の試合では「自分に自信を持つ」、「まわりに目を配って前へ出る」というテーマを持って臨みました。選手たちはファーストプレーから自信を持って戦いました。練習で取り組んだ事を存分に発揮してくれました。中でも袖野の突破、波多野のキック、FWの踏ん張りで優位に試合を進め、前半を2点リードで折り返しました。
しかし後半、ディフェンスの崩れと細かいミスの積み重ねで逆転を許してしまいました。要所では決して負けていませんでしたが、残念なことに自分たちのミスから勝てるチャンスを潰してしまいました。だからこそとても悔しい敗戦でした。
とは言うものの、OBという立場からするとここまでの成長は本当に嬉しかったです。試合を観ていて、ただただ感動していました。同期や先輩方にも観て欲しい素晴らしい試合でした。彼らには僕らのように「まだやれた」と言って引退を迎えて欲しくないと願っています。僕もこの悔しさを決して忘れず次に向けて部 員たちと一緒に戦っていきます。
これからも、変わらぬ応援よろしくお願い致します。ありがとうございました。
日大明誠高校ラグビー部 コーチ 浅見和友
波多野航介くん(主将:FB)
-試合前には「今日は絶対に勝ちます!」と自信を見せてくれていましたが、試合の感想をお願いします-
とにかく悔しいという言葉に尽きます。自分たちのミスから相手に主導権を渡してしまい、もったいない試合にしてしまいました。練習してきた「前に出て重圧を掛けるディフェンス」や「FWのパワープレーへのこだわり」、「BKの縦への動き」など持ち味を出すことができたことは良かったですが、後半に粘りきることができませんでした。
-今日の試合でどのような課題が見つかりましたか-
一人ひとりが自分の相手を捕まえきれていませんでした。現在取り組んでいることは間違っていないので1つひとつのプレーの質を高めていきたいと思います。
-次の試合に向けての意気込みをお願いします-
今日の結果を受け止めた上でしっかりと切り替えて次戦に臨みたいです。敗者戦では時間が短くなりますが、今回の反省を活かして課題を克服していきたいです!
田中篤志くん(副主将:SO)
-試合の感想をお願いします-
試合序盤から先制点を奪い波に乗れたことは良かったです。ディフェンスでは前で止めることもできました。ただ、前回の試合と同じように後半に集中力が欠けたところを押し込まれてしまいました。個人的にはここぞという場面でのパスの精度が低く、チームに迷惑を掛けてしまいました。
-次への抱負をお願いします-
次の大会こそはベスト4に入り、1試合でも多く試合がしたいです。その為にチームとして後半も切れない集中力を鍛え、個人的にはパスの精度をもっと高めていきたいです。
袖野太一くん(3年:CTB)
-試合で出た課題は何でしたか-
前半は良い形を作れてリードできましたが、後半はリードしたことで浮足立ってしまい立て続けにトライを許してしまいました。練習からとくに後半の時間帯は集中を切らさずに取り組むように意識を高める必要があると感じました。やはりどのような状況でも基本的なプレーを確実にできるようにしなくてはいけないと思いました。
-今日はトライも奪いましたが-
普段から意識している縦へのプレーができたことが良かったと思いますし、それがトライにも繋がったと思います。自分だけでなくチーム全体で取り組んできたことができるようになってきていると感じました!
志村裕樹くん(3年:SO)
-チームが成長したと感じる部分はどこでしょうか-
自分たちのラグビーがシード校の吉田高校にも十分通用したところです。FWの押し込みやBKの縦の動きがとくに良かったです。今まではスロースタートでなかなか自分たちのペースに持ってくるのに時間が掛かっていましたが、今日は入りから持ち味を出すことができました。次は最後まで走りきれるように練習していきたいです!
前回に続き悔しい敗戦となってしまいました。新人戦にも増して僅差の結果に選手は一様に悔しさを滲ませていましたが、一方で着実にレベルアップしていることも実感できているようでした。敗者戦は5月12日に実施されます。また、6月にはセブンズ(七人制ラグビー)の大会があるそうです。今回成し遂げられなかった上位進出を達成してほしいものです。
頑張れ!日大明誠高校ラグビー部!

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