昨日のケンブリッジ大学サマースクール一行が成田を発ちましたが、本日昼、本校の海外語学研修団生徒17名、引率2名計19名が日本を出国しました。
もうご存知のことと思いますが、本校の海外語学研修はここ7年間、ずっとニュージーランド・オークランド郊外でホームステイをしながら、近くのローズヒルカレッジ(中高一貫校)の教室を借りて授業をおこなったり、そこの生徒たちにお世話になりながら現地の授業を受けたり、また、明誠の研修団と英語の先生でアクティビティにでかけたり、と多様なプログラムの研修を行っています。今年はニュージーランドの語学研修では最高の17名が参加してくれました。
生徒たちは思い思いの手段で今朝9時までに成田空港第2ビルの出国ロビーに集合しました。1年生が15名、2年生が2名で海外に行ったことがなかったり、飛行機に乗ったことがないという生徒もいましたが、集合した時にはみんな笑顔で、これからの研修を楽しみにしているようでした。
連休を利用して千葉県にある実家に来ていた山本先生が、生徒たちを見送りにくるというサプライズ。先生のクラスから何人か参加していたので、その生徒たちにメッセージカードまで用意して生徒たちに手渡していました。家族のみなさんもたくさん見送りにきてくれ、参加生徒たちをたくさん写真に収めていました。
時間通りに全員が集まったところで、引率の梅田先生からチェックインについての注意事項がありました。スーツケースを開けて必要なものを取り出したりした後、全員がシンガポール航空のカウンターに向かい、チェックイン。スーツケースを預けて搭乗券をもらいました。この段階で少し緊張してきた生徒もちらほら。

記念撮影された写真(クリックで拡大します)
いったん、カウンター横に集合して記念撮影してから、担当業者であるHISの安田さんから出国審査についての注意がありました。そして、いよいよセキュリティーチェックに向かうことに。この段階で出国となり、見送りの家族ともお別れです。出国する生徒たちよりも家族の方が名残惜しそうでしたが、生徒たちは手を振って搭乗口に向かっていきました。この後離陸する飛行機を見送るために屋上に行く家族もありました。
今年度は円安のため、航空運賃が高騰したので、ニュージーランド直通便ではなく、格安のシンガポール航空を利用して、シンガポール経由でオークランドに向かうことになりました。少しばかり、飛行機に乗っている時間が長くなってしまいますが、費用を抑えるためには必要でした。シンガポールチャンギ国際空港でのトランジットもいい経験になると思います。今回参加した生徒たちには、是非、充実したニュージーランドでの語学研修が行えるよう、積極的にコミュニケーションをとって現地の人たちと良い関係を構築して欲しいですね。
セキュリティチェックの入口で見送りに来てくれた保護者の方や西島先生、山本先生、HIS安田さんと別れた語学研修参加生徒はその後、手荷物検査、出国審査を済ませ、搭乗ゲートへと向かいました。搭乗するシンガポール航空SQ637便は45番ゲートということで、そこまで歩いて行きました。ゲートに着いて、搭乗時間まで余り時間はなかったのでトイレ休憩を取ってすぐに再集合。今回参加者が搭乗する機体であるエアバス380は2階席のある松嶋先生曰く世界で1番大きな旅客機で、私たちは2階に乗ることになりました(団体は1階が多いそうですが安田さんが希望を出してくれて、取れました)。2階に乗る関係で早く搭乗でき、離陸を待ちます。
11時半、いよいよ離陸。参加生徒の中には今回が初海外、初飛行機という生徒もいましたが、不安はないと頼もしい言葉が返ってきました。そして、飛行機は無事に離陸。シンガポール航空は世界の航空会社の中でも高い評価を受けており、経由地のシンガポールのチャンギ空港まで6時間のフライトでしたが生徒達は快適に過ごしていたようです。またチャンギ空港でニュージーランド行きの飛行機に乗り換えることとなりましたが、乗り換えるまで時間があったので、生徒はチャンギ空港の中で思い思いの時間を過ごしました。空港内にある珍しオブジェの前で写真を撮ったり、機内の夕食まで時間があるので、飲み物を買ったりしていました。
そして、いよいよこれからニュージーランドのオークランド空港を目指す飛行機に乗って、目的地へと向かいます。明日は現地に到着し、オークランド市内観光を行います。さあ、いよいよ語学研修が始まりました。
語学研修の様子はedulogや明誠ブログを通じてお知らせしていきますので、ご覧下さい。