宿泊研修3日目、最終日となるこの日も、生徒たちは朝から精力的に活動しました。
午前6時30分に生徒は起床して、7時に朝食を取りました。朝食後、生徒たちは部屋を片付け、荷物を移動させて、最後の研修に向かいました。
最後の研修である研修Ⅳの内容は多岐にわたりました。最初に八幡先生からICTの活用についての説明と初日に説明仕切れなかった生徒会に関わる行事の説明がありました。
続いて進路関係の内容が松嶋先生からありました。「入学した瞬間から受験生」という話があり、生徒は「えっ?」という感じでしたが、大学受験の成績は1年次の成績から全てはいること、来月5月には中間考査があり、このテストから1年の成績に関わることを説明されると、生徒は納得した様子で勉強をやろうという表情の生徒が見受けられました。
進路の話しの後は長島先生から日常生活についてというテーマで朝の登校から下校までの1日の流れについて説明がありました。今までの中学校とは違う部分がかなりあり、生徒はメモを取りながら聞いていました。
4番目の内容として校内の施設に関して添田先生から説明がありました。授業は基本的にはクラスで受けますが、芸術や体育は各所で受けますが、まだ1年生は校内のどこにどのような施設があるか詳細が分からないので、スライドを用いての説明が行われました。
最後は梅田先生から年間行事に関してスライドを使って説明がありました。学校の行事は球技大会や文化祭など楽しいものもあれば、定期考査や三者面談など生徒にとってはちょっと大変という行事もあることが伝えられ、年間のスケジュールをしっかりと管理をして生活しましょうと話がありました。
研修Ⅳが終わると閉校式となり、ホテルの代表の方から挨拶がありました。それに対して1年生を代表して3組の生徒が3日間ありがとうございましたと、お礼をホテルの方に伝えました。
閉校式の最後には松井校長先生から3日間で得た経験を今後の生活に生かしていこうという話があり、ここからが始まりと言うことで「Let’s Begin!」の言葉で研修が締めくくられました。
閉校式後、生徒たちは各自の荷物を持ってバスへと向かいました。バスに乗って昼食場所である諏訪IC近くのおぎのやまで移動しました。そしておぎのやでは昼食の釜飯を食べました。釜飯の釜を持ち帰れると言うことで持ち帰る生徒もいました。またここではお土産の購入もできるので、生徒は自分用あるいは家族にとお土産を買っていました。
昼食を終え、土産を買った生徒たちは再びバスに乗り込んで、上野原を目指しました。そして予定より少し早く上野原駅に着き、そこで解散となりました。
今回の宿泊研修を通して、生徒たちは集団生活における規律や協調性、そして学習への意識を高めました。また仲間との絆を深めることもでき、これからの学校生活のスムーズなスタートが切れました。来週から本格的に高校生活が始まります。研修で得たことを生かして良い高校生活を送って欲しいです。頑張れ、日大明誠1年生!