オープンキャンパス「囲碁体験」のご紹介です。

パチン、パチン、心地よい音が教室に響きます。木製の盤の上、黒と白の石とがにらみ合います。険しい表情で、あるいは楽しそうな表情で碁盤を境に向かい合う生徒たち。「岡目八目」見ている人には碁盤をたたく音が響くくらいに生徒たちは物静かです。しかし、彼らの頭の中では、頭の中に叩き込んだ棋譜を再現し、そしていかに多くの陣地を削り取れるか、脳細胞はフル回転します。

将棋に関してはいくらか身近なものになっているかもしれませんが、囲碁というとなんだか敷居の高い競技に感じられるかもしれません。しかし、現在では東アジアのみならず、東南アジア、はては北欧にまで愛好者を持つ「一目置く」べき競技なのです。囲碁はもはやインターナショナルな、グローバルな競技になりつつあるといえましょう。囲碁を勉強することは、「先手を打って」国際社会に備えることであり、国際社会における「大局観」を養うことになる、囲碁を学ばぬは「死活問題」、学ばぬやつは「駄目」なやつ、などといわれる日が来るかもしれません。

とまあ、ここまで囲碁の持つ魅力を「駄目押し」のごとく紹介しましたが、ここまでは日本学園オープンキャンパス紹介の「布石」です。今月の日曜日、6月21日に開催されるオープンキャンパスで、日本学園の生徒たちと一緒に楽しく碁盤を囲みましょう。生徒も顧問も、皆さんの体験参加を心よりお待ちしています。

※今回「 」で囲んだ言葉はすべて囲碁に関連した慣用句です。このほかにも「八百長」「捨石」「目算」などの言葉もあります。意味をお知りになりたい方は、どうぞ体験にご参加下さい。きっと生徒たちは由来も含めて懇切丁寧に説明することでしょう。

オープンキャンパス

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