本日は期末試験3日目。

試験の答案の採点をしてみると、なかなか攻めているなという印象です。

私は中学古典、高校現代文の授業を受け持っていますが、授業では中学1年で『竹取物語』の全文読解、中学3年は高校教材の『伊勢物語』、高校1年現代文はグローバリズムと資本主義についての各文章を教えました。

                                      

答案はいきなり採点せず、生徒の字と答案の埋め具合をぱらぱらと見ることから始めます。もうそこでああ準備しているな、気合いが入っているなというのはわかります。そういった生徒の取り組みや気迫は自ずと答案に出るものですね。

受験生の皆さんも同様だと思います。思いを込めて答案を書く。あえて「作る」という強い言い方をした方がいいかもしれません。それは採点者に何らか通じるものです。

字もまた筆圧や止めはねや丁寧さなどで、書き手の気持ちを伝えるものだと思います。さらにいうなら、書く姿勢も見えてくる場合もありますよ。

                                 

日々の学習を大事にしなければ大きな目標など夢に終わるといつも教室で話しています。地味な努力を毎日続けるのには、実は「才能」が必要です。そしてその「才能」は、ぶれないで継続できる忍耐力やモチベーションを維持できる主体性に支えられているように思います。

期末試験が終われば、すぐに中学は午前講習、高校は夏期講習に突入します。夏は、まとめて学習できる時期です。高校1年生には、1年生から高い目標を持っているのであれば、入試まで3回ある夏をスプリングボードにしようと話しています。

明治大学との高大連携を今年3月に結びましたが、まずは明治大学に届く学力をつけ、それを越えていけるくらいの気概をもってこの夏の時間を大事に使ってほしいものです。

<ご案内>                                         

小学4~6年の皆様とその保護者の方を対象に7月14日(土)オープンキャンパス行います。

中学3年生の皆様を対象に夏の部活動体験見学会(計3回)を行います。

それぞれHPでお申し込みください。

 

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