二松学舎は今年、創立135周年を迎えます。

明治10年、日本の国情は安定せず、若者は西洋文明を取り入れることに熱心になっている状況でした。

漢学者、三島中洲は、西洋文明の進んだ部分を自分たちのものにするためには、東洋の文化を学び、日本人の本来の姿を知ることこそが重要だと

主張し、10月10日、自宅に漢学塾「二松学舎」を開きました。

この中洲の考えに賛同し、のちに明治の各界をリードしていくことになる多くの人々が、

二松学舎の門をたたきました。中江兆民、犬養毅、夏目漱石、平塚雷鳥などは、その代表的な人物といえるでしょう。

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