本校では夏休みに「サマーセミナー」という勉強合宿を行っています。

今年も７月３１日（火）～８月３日（金）に東松山で、高校２年生特選クラス３４名が参加しました。

国語、数学、英語、日本史の教員が計９名一緒に行っています。

朝から夜中まで勉強漬けの３泊４日、貴重な経験だったことが感想文からうかがえます。

【生徒の感想文より抜粋】

・一番辛かったことは、習ってすぐにテストをしたことだ。短時間で頭に入れ覚えなければならない試練に私は諦めの顔をしてしまうこともあったが、

周りの友達はとても真剣に覚え、理解することに励んでいた。夜の特訓が終わって戻る時、友達の部屋の中が見えた。

机に向かって真剣に勉強している姿を見て、自分はこのままではいけないと思った。

眠たい気持ちを抑え、みんなと夜中まで一緒に頑張ったこと、そんな経験は初めてだったので、とても刺激になった。

・勉強が始まると、休みもほとんど無く、テストと授業の繰り返しで疲労は今まで経験したことがないくらいたまっていた。

だが、その分、自分がここまで頑張れるのだという新しい発見ができた。それは私だけが頑張っているわけではないことがわかったからである。

クラスメイトや先生方がいたからなのだ。クラスメイトとは共に高めあいながら授業に取り組み、疲れていても目をこすり必死に勉強する友人の姿に

励まされた。また先生たちが私たちのために寝る間も惜しまずつきっきりで教えてくれたからこそ真剣に取り組めたのだと思う。

・普段の授業ではあまり触れないことを重点的に学ぶことができました。

特に実践的な問題を数多く解いたので、今後役立つことを学べたと思います。ただ、ここで家に帰ってからの勉強を怠ってしまうと

せっかく学んだことが定着しないので、家でも学んだことを活かして学習に励みたいと思います。

【先生からのメッセージより抜粋】

・サマーセミナーではある意味、半強制的に勉強をやらされていたという人がいるかもしれません。

しかし受験というものを意識した時に、高２のこの段階で自らあれくらいまで追い込んで勉強ができないと駄目だと思います。

勉強というものは人にやらされるものではなく、自らストイックにできるようになって初めて爆発的な成果が出てくるものだと思います。

ぜひ、自ら日々サマーセミナーができるようになって下さい。