先週、3日間にわたり、中高生による新渡戸文化小学生への”登校マナー活動”を自ら参加を申し出てくれた生徒有志を中心に実施しました。小学校からも、2学期がスタートということで、改めて登校のルールなどを確認するということで、この時期のマナー活動を依頼されました。

本校の初代校長・新渡戸稲造博士は、勉強一辺倒ではなく、“人格教育”の重要さを説いておりましたが、本校もそれを受け継ぎ、人格教育学校生活すべてが学習という考えのもと高い志、そして誰からも信頼される人格などを養う独自の教育、「人間学」を実施しています。この”登校マナー活動”は、その学習の軸となる“7つの学習”の1つ”躾学習”に通じる活動で、小学生への登校マナー活動を通じ、他人への思いやりを学ぶことになります。

3日間の活動では、2日間が雨で、特に2日目は大粒の雨が降るなか、生徒たちは一人ひとりが責任感を持ち活動し、全日程を通じ、体調不調で欠席した生徒を除き、事前に参加登録をしてくれた生徒全員が通常の登校時間よりも1時間早く登校し、小学生の登校を見守り、声を掛けていきました。また、こちらが声を掛ける前に中高生のお姉さん、お兄さんたちが見えると声を掛けてくれる小学生たちも多く、小学生の方から声を掛けてくれると、中高生たちも嬉しそうでした♪

このように、本校では、中高だけではなく、小学校の先生たちとも連携しながら、新渡戸文化学園全体で一貫教育の良さを生かしながら、新渡戸稲造博士の”志”を受け継ぐ活動を展開しています(通学路の清掃ボランティア活動では新渡戸文化短期大学の学生も一緒に活動しています)。

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