10月24日(土)・25日(日)の2日間にかけて実施した新渡戸文化学園の学園祭である「新渡戸祭」
が終わりました。受験希望者の方、保護者の方、卒業生をはじめ、多くの方にお越しいただき大変盛り上がりました。ご来校どうもありがとうございました。
本校では、学校生活は全てを学習と位置付けていますが、学園祭も7つの学習の一つ、“イベント学習”として、まずは生徒に失敗しても良いので、「人間学」で学んだ“まずやってみよう”の合言葉のもと、何でもやらせてみます。
教員側は、何でもやってあげるのではなく“大切に見守ります”。そして、教員側にとって大切になるのが、できない時、失敗した時の事後指導になります。このようにして生徒の自立を促し、教員にとっても生徒への対応がトレーニングにもなっています。
また、学園祭は外部の方は“おもてなし”する場でもあります。学園祭は得てすると自分たちだけで楽しんでしまい、“自己満足”に陥りがちです。しかし、新渡戸文化では、“おもてなしの心”を合言葉に、ご来校いただいたお客様にも楽しんでいただくことを考えて準備を進めてきました。特に高校生は、高校1年生の6月に実施しているディズニーリゾートで実施しているディズニーの“ホスピタリティー”を学ぶ「おもてなし研修」の成果も生かしていくのです。
◆ちょっとしたエピソード
最後に新渡戸祭でのエピソードを一つ紹介させていただきます。
高校生の企画したカフェでのこと。小学校低学年の児童がココアをこぼしてしまい、着ていた服が汚れ、濡れてしまいました。この時に、企画団体の高校1年生が、その子に自分のジャージを着せて着替え場所の保健室まで連れていってくれました。小学校の先生からお礼を伝えられ、状況に応じて、何が必要なのか自分で考え、やさしさあふれる行動をとることができたということで、教員一同、とてもうれしい気持ちになりました。
今週は10月31日(土)14:00より本校にて、高校の説明会を実施します。
中学3年生のみなさんは進路が決定する頃です。是非、本校まで足を運んでいただき、本校の教育活動について知って頂けたらと思います。
みなさまのご来校お待ちしております。