3泊4日の日程で、島根・山口・広島を巡り、日本人の「志とルーツ」を訪ねる、中学3年生の宿泊研修が終わりました。
生徒たちは4日間の日程のなかで、大きく成長しました。そうした様子をこの宿泊研修を添乗してくださった添乗員さんは、毎日報告してくださいました。ここでは、4日目(最終日)の宿泊研修のメールをご紹介させていただきます。添乗員の方にも4日間、大変お世話になりました。どうもありがとうございました。

↓以下本文です。

研修最終日にあたる今日は、現地ガイドの佐藤様同行の元、島内見学を行いました。
ホテルの近くにある大元神社から多宝塔・大聖院・粟島神社・厳島神社・豊国神社の順番で2時間半ほどかけて見学をして頂きました。

夏の事前学習で古事記や神様について学んできたということや出雲大社・美保神社を訪問してきたことを
ガイドが上手に汲み取ってくれて、神話にまつわる話を多くして下さいました。神道そのものについてや、日本全国にある神社の繋がり、死んだ英雄を祀っている神社があることなど、深い話を沢山聞かせて下さいました。また道中で私達の祖先を辿っていくとイザナミとイザナギへ行きつくというようなお話も頂きました。「志とルーツの旅」ということでしたが、研修最終日にこのようなお話を聞いてどうお感じになられたか、是非生徒様にお話を聞いてみたいものです。

本日も生徒様はガイドの話を一生懸命聞き、時に写真を撮ったり、時にメモを取ったりしていました。
10分程の自由時間ではクロワッサンもみじ饅頭やにぎり天などを購入して、名物グルメを楽しんでいらっしゃいました。短い時間ではありましたが、天気も良く紅葉も見頃であった、日本三景の一つとして知られている宮島を大満喫されているご様子でした。

宮島観光終了後は、皆様フェリーと在来線を乗り継ぎ広島駅へ向かいました。
また広島駅からは新幹線に乗り、本日17:30頃東京駅地下団体丸の内改札周辺で解散致しました。

この3泊4日体調を大きく崩す生徒や怪我をする生徒が出ず、全員一緒に行って帰ってくることが出来ました。移動の多いハードな3泊4日でしたが、体調管理に協力してくださった生徒様に心より感謝致します。

また10月に添乗させて頂きました中学校2年生の盛岡研修同様、色々な所でお褒めの言葉を頂くことが多かったです。
宿舎の方、現地ガイド、バス乗務員など、色々な方から「挨拶をする」「人の話をしっかり聞く」「公共の場でも大人同然の振る舞いが出来る」などのお言葉を頂きました。最終日に宿泊をした「国民宿舎 みやじま杜の宿」は修学旅行の受け入れ経験の多い施設ではありますが、出発の際に「今までの修学旅行生で一番お行儀が良く驚いた」という話も頂き、添乗員である私も本当に嬉しく感じております。

また日々の旅程や先生方による振り返りの中で、生徒様が少しずつ成長していく姿を見ることが出来ました。添乗員より今後の行程案内をすると、全員がしっかり反応を示して下さり、日に日に皆様への案内がスムーズになっていくのを感じました。
1日の振り返りの成果がはっきりと旅行に表れてきたことを感じます。

中学3年生の生徒様にとっては最後の校外研修になりますが、今回学んだこと・感じたことを糧に残りの中学校生活を楽しんで頂きたいと思います。

この度は本当にありがとうございました。

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第三者の方々にも添乗員の方のご報告にもあるようにご評価いただき、大変喜ばしいことです。
高校を卒業する際には、「7つの学習」を糧に、社会のどこに出ても通用する、新渡戸先生の人格教育を継承した人材を送り出していきます。それが新渡戸先生の志を継承する学校、新渡戸文化中学高等学校です。

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