中学3年生が宿泊研修に行っている間、学校に残っている中1と中2は映画鑑賞会を行いました。
見たものは1993年に公開された『Rudy 涙のウイニングラン』というアメリカ映画です。アメリカン・フットボールの名門ノートルダム大学に憧れるルディ少年が、家族からも理解されず、教師からも反対されるなか、体格が小さいというハンデを超えて、夢を叶える物語です。
ルディのアメフトへの情熱や誠実な人柄、ひたむきな姿勢でチームのレギュラー選手から信頼を勝ち取る姿。そして4年生の最後の試合、残り10秒でついに公式戦にデビューし、勝利の瞬間にチームメイト達から肩車をされ、観客の賞賛を受けながら勝利を喜ぶまでの選手になったルディ。
私も目頭が熱くなりましたが、号泣する生徒が続出しました。生徒たちも感情を大きく揺さぶられたようです。
その後には、ルディの情熱がのりうつったようなレポートがたくさん提出されました。「ルディの『夢は人生に希望を与える』という言葉を絶対に忘れない」「一人が変われば、周りの人も変わる。人はつながっている」「何度不合格になってもチャレンジし続けられたのは志が彼をつき動かしていたからだと分かった」
初代校長・新渡戸稲造先生の志を受け継ぐ、新渡戸文化の“人格教育”のベースとなる7つの学習。こうしたDVDの鑑賞を通じて、7つの学習のなかの“自己発見学習”や“組織学習”といったことにも取り組んでいきます。
今度の日曜日には中学校の公開授業と説明会があります。是非、新渡戸文化の“人格教育”について話を聞きにきてください!

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