人口減少を背景に年間約4億円の赤字を出し、診療所への変更も検討されていた志摩市民病院。立て直しの中心となった江角悠太医師。先輩医師3人がこの病院を離れ、2016年に34歳でやむなく医院長に就任した。どんな患者でも診療を拒まない「断らない医療」を理念に掲げ手厚い医療を心掛けた結果、赤字を解消し地域に開かれた病院へと生まれ変わった。

NHK逆転人生にも取り上げられた志摩市民病院での実習が、この秋の探究進学コースのスタディツアーに組み込まれました。参加希望の生徒たちは事前学習としてこの番組を視聴、そして江角医院長から直接オンラインでお話しを伺う時間もいただきました。江角医院長から全員に伝えられたmissionは「皆さん一人一人に入院されている患者さんを受け持ち担当としてお願いする。実習期間中に受け持った患者さんが幸せになるような行動してほしい。」ということ。生徒は病院実習の目標を設定して、事前に準備しておくことを考え調査したり、将来の進路と向き合いながら病院内の各部署での研修を申し込みなど様々な活動をデザインする姿が見られました。
迎えたスタディツアー(病院実習)1日目、午前中は東京から志摩への移動。午後は志摩市民病院にて、研修担当の先生から病院実習のガイダンスがあり準備した資料の提出、実習着や個人の実習予定表を確認した後、病院内の各部署や施設を見学しました。

 

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