お題:行動と邂逅 ―「人間らしさ」とは?

教頭さんの「校長、コラムを書きましょう」という一言から、今年度、校長ブログが始まりました。知の巨人である校長のコラムは、読むたびに脳が活性化し、思考が深まります。時には読めない漢字も登場し、検索しながら読み進めることもあります。だから面白い。

そんな中、教頭さんから「副校長も書きましょう」との提案がありました。こうして副校長ブログも始めることになりました。今後は、校長と副校長がバトンをつなぐように、交互にコラムを書いていきます。

知の巨人ではない私が、私らしく書くとしたら、テーマは「行動と邂逅(かいこう)」ではないかと思います。自ら行動したからこそ出会える人や出来事があり、そこから新たな問いや気づきが生まれます。そんな「今日だから書けること」を、できるだけライブ感を大切にしながら綴っていきたいと思います。

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新渡戸文化中学校・高等学校では、2026年10月22日(木)、全国16都道府県から約50名の教育関係者の皆様をお迎えし、公開授業と意見交流会を開催しました。

今回の公開授業のテーマは「深める」です。単に知識を身につけたり、テクノロジーを活用したりするだけでなく、「仕組みを理解し、再構築し、学びに戻す」という循環を大切にした学びを目指し、中高の教員全員で準備を進めてきました。

当日は、5時間目に公開授業を実施し、中学校・高等学校の各教科に加え、高校の探究コース・美術コース・フードデザインコースの授業もご覧いただきました。

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高校探究進学コースのプロジェクト活動の一環で10/16(土)に豊洲で開催されたミルクフェス2026に高校生2名が出展しました。ミルクフェスとは牛乳・乳製品の消費拡大に向けて大人から子どもまで楽しめるイベントです。様々団体・企業が発想豊かな出展をしておりました。
https://milkfestoyosu2026.jp/

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10月13日(火)、なかのZERO小ホールにて「創立記念の会」を実施いたしました。
​本校は来年度、いよいよ学校創立100周年を迎えます。99年目となる今年、100周年に向けて中高全体で意識を高めていく重要な節目として、今回の会を企画いたしました。
​この会では、ドキュメンタリー映画『新渡戸の夢〜学ぶことは生きる証〜』を鑑賞しました。本校の初代校長であり、多くの学校の教育や創立に関わった新渡戸稲造先生ですが、生涯で唯一自ら創立した学校が「遠友夜学校」です。映画では、その志を受け継ぎ、現在も夜学に携われている方々や学ばれている皆さんの姿が紹介されました。

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先日、本校にて2026年度新渡戸祭(文化祭)が開催されました。お天気に恵まれた2日間となり、今年も多くのご来場者さまに足を運んでいただくことができました。

今年度のテーマは「青瞬」
「今しかできない青春を仲間と一緒に、一瞬一瞬を楽しむ」という実行委員の背景や思いが込められています。

当日は、高校コースのクオリティの高い発表、中学ラボの「好き」や探究が詰まった個性豊かな発表、そして日頃の努力と情熱が伝わる部活動のパフォーマンスなど、見どころ満載の2日間となりました。

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お題:新渡戸稲造・芥川龍之介・内田百閒・夏目漱石・ラフカディオ・ハーン

作家の全集というものを初めて買ったのは、芥川龍之介だった。神田神保町の古本屋の店頭に積み上げられていた筑摩書房版。本巻8冊に加えて別巻の全9冊である。高校三年の夏休みは、この全集を読んで過ごした。翌年に控えた大学受験に失敗したときの言い訳にするためである。勿論、受験は全国模試の合否判定「E」が意味する通りの結果となった。それでも、書簡まで含めて芥川作品にひと通り目を通したあの頃の自分は、褒めてやりたいと思う。

芸術家の葛藤を鬼気迫る筆致で描く『地獄変』、怪異と幼心とを繊細な工芸品のように仕上げた小品『幻燈』(連作『少年』に収録)、あるいは黒澤明監督のモノクローム画面を想起させる『偸盗』。更には散々盛り上げといていきなり「未完」の『邪宗門』(笑)。今でも記憶に残っている作品は少なくない。もっとも、その後は読み返すこともなく、全集はいつしか本棚の後列に隠れてしまっていた。

その芥川の作品を、半世紀近くを経て思い起こすことになった。しかも、そのきっかけが新渡戸稲造になるとは思いもよらなかった。

校長ブログの翼ある航海

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お題:新渡戸稲造のいう「親心」とは?

本学園には、初代校長・新渡戸稲造が昭和六年(1931)に記した「教職員心得」が、今日まで伝えられている。その筆頭に掲げられているのが、「人の子を預る以上は親心を以てこれに対すること」という一条である。

親心とは何か。生徒を我が子のように慈しみ、何よりも大切にすることだろうか。新渡戸文化小学校では、これを「どの子も我が子」というスローガンに置き換えている。小学生という発達段階を考えれば、まことに自然な解釈である。しかし、盛岡藩士の家に生まれ、『武士道』を著した新渡戸を、そんな好々爺におさめていいものだろうか?中高生を預かる私はもう少し違った見方をしている。

私はこれを、「親は子より先に死ぬ」という事実に立って考える。親はいつまでも子のそばにいて、守り続けることはできない。だからこそ、親が不在の世界を生き抜く力を、子に手渡さなければならない。人としての尊厳を知ること、そして学び方を学ぶこと。その基盤をつくるのが親の責任である。そして親としての最後の役目は身をもって子に死を教えることだ。こうした責任は、教師にも当てはまる。教師が目指すべきは、いつまでも教師に頼る、「いうことをよく聞く」生徒を育てることではない。教師がいなくなった後も、自ら学び続け、自分の判断で人生を切り拓いていける主体を育てることだ

校長ブログの翼ある航海

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新渡戸文化高等学校の高校2年生・高校1年生が取り組む「二木島プロジェクト」が、2026年に開催された「第11回全国高校生SBP交流フェア」に参加し、全体で第2位となる表彰を受けました。
全国高校生SBP交流フェアは、高校生が地域の人や自然、歴史、産業などと関わりながら、地域の課題や可能性について考え、取り組みを発表し、互いに学び合う場です。2026年の交流フェアには、新渡戸文化高校の「二木島プロジェクト」も発表団体の一つとして参加しました。
https://mirai-otona.jp/

「二木島プロジェクト」とは?
三重県熊野市二木島を何度も訪れ、地域の方々と出会い、おしゃべりし、一緒に時間を過ごすことを大切にしてきたスタディツアーの1つから生まれてきたプロジェクトです。

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