「ネットで修了式」

 

高校1年生、2年生の皆さん、お元気ですか?

今日は、「ネットで修了式」と、ちょっとシャレてみました。

新型コロナ休校も使いようですね?

 

まずは、「進級おめでとう」を言います。

 

1年間勉強に励み、行事に燃え、部活・生徒会に参加したその成果として、1学間の「修了証」を渡します。一年間よく頑張りました。

上の学年に進級できるということは、本当にめでたいことです。

 

皆の日ごろの努力に加えて、お父さんお母さん・保護者の皆さんの応援、担任はじめ、教科・コース・進路・生徒担当その他の先生方のご指導のおかげで、修了・進級へとつながってます。保健室の先生方、給食の先生方、清掃の皆さん、事務職員の方々にも感謝しましょう。よくやった自分を褒め、周りの方々にお礼を言いましょう。

 

学校に登校できない日常に慣れましたか?

 

本来なら、茶道のお稽古があり、華道でお花を活け、和装で日本人らしい所作・着付けを教わり、教科とはまた別のことがあるはずでした。部活の人は来るべき試合に備え、バテバテになった日常を送っているはずだったと思います。

 

こういう「危機」のときこそ、人生の勉強をするチャンスです。

 

今は外に出ることもせず、感染の被害者にも加害者にもならないようどう行動したらいいのか、しない方がいいのかを考える毎日ですね。ともすると大騒ぎしたがるテレビやネットにのせられないで、冷静に物事を見比べ、自分の頭で判断しましょう。まだまだ、感染の勢いは収まっていませんよ。自分もマスコミも、根拠に基づいて話しているのか、いないのか、国の政治家や専門委員の人たちが根拠を示して話しているのか、話そうとしているのか。世の中をよくよく見ておきましょう。

 

さて私佐藤善一校長はこの3月で退職になり、学校でもう一度みんなに会うチャンスは無くなりました。校長は、高校1年生の数学の授業をしたり、2年生と修学旅行に行ったり校長室で話をしたり、皆との楽しい思い出が沢山あります。

 

普通高校・普通科という進学準備高校という基本は変えず、普通科の中に専門コースを設置し、そこで自分の才能を見つけてみませんかと呼びかけました。集まってくれたのが皆さんです。どうですか? 自分の人生の方向性が、うっすらとでも見えてきましたか? もしそうならとてもうれしいです。

 

皆のことは決して忘れませんから、いつかまた会えた時には、進級・進学後のお話を聞かせて下さい。ものすごく楽しみにしています。

 

大好きなみんなの幸せを心から祈っています。

3月7日(土)、卒業生と教職員のみの参加で、第71回卒業証書授与式を挙行いたしました。

佐藤善一校長より、今回参加をご遠慮いただきました保護者の皆様にもメッセージが語られました。以下に式辞の全文を掲載いたします。

 

卒業生のみなさん、ご卒業おめでとうございます。

ご家族、保護者の皆様、令和初の卒業式おめでとうございます。

 

日本はもちろん、全世界の国々が力を合わせて乗り越えなくてはならない最大の危機にある時期ですので、卒業式も大幅に前倒しさせていただきました。保護者の皆様には、ご参列をご遠慮いただきました。ご理解ご協力に、心から感謝申し上げます。

 

さて、皆さんは、美術コース、音楽コース、クッキングコース、スポーツコース、特進医療理系コース、特進文系コースの6つのコース制度になった最初の卒業生です。4年前中学生だった皆さんに、普通高校・普通科という大学への進学目的は変えず、かつ、多様な自分の才能を見つけてみませんかと呼びかけました。それに賛同いただいた方が、皆さんです。そして今、皆さんの進学先、進路先を見てみますと、3年前うっすらと意識していたであろう夢や希望を、今、進路として実現にしたのだなあと、実現できる道の入り口に立ったのだと、非常にうれしく思います。勉強もやり、専門実技の実習もあり、大変な3年間だった思いますが、よく頑張りました。

 

人生には、突然の出来事が時々発生します。

 

東日本大震災のとき皆さんは小学生でした。東京近辺でも大地震に揺れ、電気が消え、交通手段がなくなり、流通が途絶え、回復するのに長い時間を必要としました。この経験から私たちは、日ごろ意識すらしていない「日常」という「普通」のことが、実は、自分も含めお互いの人々が、少しずつ努力した結果として、ようやく成立させているものなんだということを学びました。

今回の新型コロナウイルス対応も、突然と「日常」が中断されるという大変な出来事です。

非常事態宣言もありうるという、いわば、戦争でミサイルが飛んでくる的な大変な事態です。

こういう時こそ、冷静に考え、冷静に判断し、冷静に行動しなくてはいけません。マスコミやメディアに翻弄されず、何ができるか、どうしなくてはいけないのか、してはいけないのかを、一人ひとりが自分の頭で考え、行動するときです。

 

みんなと一緒に行った台湾の修学旅行はとても楽しかったです。

日本が台湾を統治していた時代の建物、ダム、工場など、今でも大切に残してあります。親日国家だからというだけでなく、地理的にも地政学的にも重要な位置にある台湾を一つのきっかけとして、全世界の平和を考えてくれたらうれしいです。

私もこの三月で本校を去りますが、修学旅行を始めみんなと過ごした3年間は宝物です。

 

最後になりますが、生徒たちを今日まで導いてくれた教員の皆さん、事務職員の皆さん、健康や相談の指導を頂いた保健室の先生方、毎日おいしい食事をつくってくれた給食・カフェテリアのスタッフの皆さん、図書館の先生方、校内を綺麗にしてくださった清掃の皆さんに、心から感謝申し上げます。

 

卒業生の皆さん、ご家族、保護者の皆さん、ご卒業おめでとうございます。

高2音楽コースの演奏研究の授業発表会を行いました。ソルフェージュで学んだ理論を活かして、1年間を通して作曲をしてきました。メロディーや伴奏を雰囲気でなんとなく作るのではなく、調性(長調、短調)、拍子、構成、終止など…多くのことを考えながら作曲を進めてきました。

今回の発表会では1年間で作った曲の中から4曲を発表しました。既存の詩に音楽を付けたもの2曲、サックスのための練習曲、母親への感謝の気持ちを伝えるために作曲をした曲の4つです。

発表を終え、様々な課題が出てきました。来週は器楽、声楽、ピアノの実技の授業の発表会があります。本日の発表を活かし、更に良い発表会になることを期待します。

2年の英語の授業でディベートに取り組んでいます。

テーマ:’We should abolish zoos in Japan.’

Affirmative(肯定派)とNegative(否定派)をくじ引きで決めました。まず立論としてそれぞれ2つの意見を出しあいました。「立論→反駁→反駁の反駁」と進めていくにつれ、しっかりとした意見と裏付けが必要だとわかり、生徒の議論にも熱が入ってきました。

3月3日(火)実施の二次試験と3月9日(月)実施の帰国生入試は、予定通り実施致します。
出願については、それぞれの試験の募集要項をご確認ください。

二次試験の募集要項についてはこちら

帰国生入試の募集要項についてはこちら

2月22日(土)、高1音楽コースの「基礎ピアノ」の最終授業の締めくくりとして、ピアノの発表会を実施しました。

初心者は、ソロだったり、簡単な連弾。そして経験者は生徒同士での連弾に挑戦。

入学前の段階でピアノを弾いたことのない半分の生徒は譜読み、片手ずつ、両手・・・と練習を重ねていきました。そして、残りの経験者もそれぞれのレベルに応じて、一人での練習だけではなくアンサンブルの重要性を経験し大きな収穫があったようです。

練習を重ねていくうちにコツをつかみ暗譜で発表できるまでになったペアもあり、(と言うか暗譜での演奏がもたらす思わぬ状況になった時の対処方法の安心感)。更に上級者は感情豊かに演奏しようとする表現力も聴いてくださった方には十分伝わっていました。

苦労しながらも最後まであきらめずに真面目に取り組んだ生徒たちが、今後更に感性、テクニックを身につけてくれることを大いに期待しています。

2月16日(日)本校主催の剣道大会が開催されました。

毎年大勢の観客が見える大会ですが今回は無観客試合として実施。

しかし49校500名ほどの選手たちは熱気に包まれ、熱い戦いがかわされました。

個人戦の結果

中学男子の部→7年伊藤君が優勝

中学女子の部→7年松本さんが優勝 8年竹内さんが準優勝

団体戦の結果

中学男子の部→第三位入賞

中学女子の部→準優勝

高校女子の部→第三位入賞

大きな公式戦が少ないこの2月に剣道大好き先生たちと生徒たちで作り上げた伝統ある大会

令和という新年号から「新渡戸杯」とリニューアルしましたが、「交剣知愛」「切磋琢磨」の信念は変わらずです。

遠方からお越しの方々、審判の先生方、補助役員を務めてくれた高校男子生徒さん達

本当にありがとうございました!

美術コース2年生の油彩作品が、代々木ゼミナール造形学校の1階エントランスホールで開かれた「春の基礎科展」にて展示されました(既に展示は終了しています)。

今後も引き続き、校外活動にも意欲的に取り組んでいってほしいと思います。

 

 

 

 

「ゴミのアップサイクル」をテーマに未来教育カフェでは、オリンピックの表彰台を作るプロジェクトに取り組んでいます。本日放課後に、取り組みに向けた全校集会が行われました。SDGsの一環で、特に問題視されているプラスチックゴミに焦点をあて、ゴミとなってしまうプラスチックをなんとか再利用できないかという問題のもと、プラスチックを使って表彰台を作るというものでした。もともとは全国にあるイオンに回収ボックスを設置していたが、近くにイオンがなく協力したくてもできない人がいたということ、また目標回収量に間に合わなく、学校での回収活動が始まったということがきっかけです。

今回の全校集会ではこのプロジェクトについての講演をテラサイクルの方にしていただいたり、プロジェクトに参加している高校2年生6名がプラスチックゴミの回収についての呼びかけを行ったりしました。また、今後もミーティングを開いたり、チラシを配ってこの活動を知ってもらったり、自治体や近隣の小中学校などにこのプロジェクトがあることを知ってもらうような活動を行っていく予定です。

今回の全校集会で身近なゴミ問題についてとても関心を持っている生徒が多く見られました。1人1人が意識し、このプロジェクトに参加、協力していってほしいです。

2月4日(水)~9日(日)迄、「大和市文化創造拠点シリウス」1階ギャラリーにて開催されている「第9回YAMATOイラストレーションデザインコンペ入選作品展」に本校美術コースの生徒の作品が展示されました。

テーマは「時」。本校生徒の作品タイトルは「ジム」

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