6月12日(金)、東京都三鷹市にある冨沢ファームで、高校生の有志による野菜の収穫支援を行いました。環境問題や社会問題を自分ごと化して、答えのない問題に立ち向かい、行動していく学習の一環として行いました。
参加した生徒たちは天気にも何とか恵まれ、元気に収穫支援に取り組み、冨沢ファームの方々から、食材に関するお話を伺うなど、いい経験を得ることができました。

 

6月27日(土)にオンライン説明会を実施します。
オンライン説明会の予約は下記のフォームからお願いします。

オンライン説明会予約フォームはこちら

2020.6.27オンライン説明会チラシ(クリックして頂くとPDFファイルでご覧いただけます)

6/27(土)にオンライン説明会【要予約】の参加申し込みを開始します。
本校の説明会については、こちらのページをご覧ください。

2020.6.27オンライン説明会チラシ(クリックして頂くとPDFファイルでご覧いただけます)

音楽コースでは、放課後の自習室を使って「○○チャレンジ」をしたいという意見が生徒の中から出てきました。本日はその第1回目ということで、合唱にチャレンジしました。曲は「いのちの歌」です。

オンラインでやる最大の難点としては、ラグが生じてしまうことです。全員がぴったりと揃えることはできませんでしたが、意見を出し合い、何度もチャレンジすることで、コツがつかめ、だんだんと合わせられるようになりました。試行錯誤する中で、指揮者に合わせると演奏が揃うようになるという、新たな発見もありました。

オンラインでの音楽の授業は、合唱や合奏など、みんなで合わせて演奏をするということができていなかったので、このチャレンジをとても楽しめました。他のチャレンジ案が出ているので、今後も音楽コース全体で実践していきたいと思います。

本校1学年では現在、「オンラインでコミュニケーションをより活発にするにはどのようなことが必要か?」ということをテーマに他者との交流を深める活動を行っています。

そんな中、生徒から「生徒どうしで自由に話せる場がもっと欲しい」との声が上がりました。そこで生まれたのがこの活動です。内容はいたってシンプル。その時間、学年の仲間たちと自由に話をする、というものです。教員は場を提供する以外は大きくは関わりません。まさに休み時間や放課後の空間です。学校生活につきものの休み時間や放課後の時間。何をするかは生徒が主体です。

この活動を始めた当初、タイトルは「学年タイム(仮)」でした。そして生徒たちからタイトル案を集め、決まったのが「NFC Nitobe Free Community‐ZATSUDAN-」です。無限の発想に感心します。

本日、授業はありませんでしたが朝のHRを行った後、タイトル決まってから初のNFCを行いました。毎回この活動後、生徒たちからは「楽しかった」「またやってほしい」などのコメントをもらっています。活動中も普段よりもミュート解除やビデオオンにして会話を楽しんでいる様子が伝わってきます。

生徒の声から生まれたこの活動は生徒主体で今後も進めていきます。どんな活動になるのか我々教員も楽しみです。

第1学年担当

オンラインを使うと、こんな授業もできました。それは「田植えのライブ中継授業」。

「一苗植えれば2000粒のお米がとれてそれはお茶碗一杯分。今、3苗植えることが未来の1日のごはんになる」

蛙や野鳥の声が聞こえる田んぼから高坂勝さんが実演つきでお話し下さいました。30歳で年収600万円稼いでいた高坂さんが会社勤めに疲れ、いきついたのは「できる限りを自分たち手を使って営む生活」。年収は激減したし農作業は腰が痛い!でも楽しい、幸せを感じる、とおっしゃいます。「今の生活に、辛いことはないのですか?」「自給自足は何からはじめればいいでしょうか?」「高坂さんは、どんな子高校生でしたか?」生徒たちからの質問はとまりません。さて、これって何の授業かというと本校が力を入れている「クロスカリキュラム(教科横断的カリキュラム)」。複数の教員がティームティーチングしながら学校と社会を繋ぎ答えのない問いを生徒ともに考えていく授業です。6・7月開催するオンライン説明会ではクロスカリキュラム含めて当校での学びについてお話します。

5月21日(木)に、本校を卒業して大学や大学院で活動している卒業生3人にオンラインで参加いただき、高校生活でしておくべきこと、しておくといいこと、高校の生活の先にあることなどについてお話をいただきました。
「卒業生の話が聞きたい」という在校生の意見から実現しました。一人は北海道の大学院に進んだため、北海道からオンラインでの強みを生かした授業でした。卒業生たちからは、「こういう時だからこそ、変化に対応できる力の必要性を感じ、そういう力をつける」「緊張しないために、自信が持てるまで練習をする」など在校時代に剣道部だったこともあり、部活動にも応用できるアドバイスをしてくれました。
自宅にいることが多く、なかなかモチベーションややる気を高めることの難しい日々が続いていますが、励みになるいい機会になったと思います。

今週は、海外で活躍する卒業生をゲストにお招きしました。これも生徒たちからの「卒業生と話したい。海外で活躍する人の話を聞きたい」という声から実現。本校を卒業後、大学時代からニューヨークにある国連本部にインターンし、今はシンガポールで働く先輩です。ここでもオンラインの強みを生かした授業を展開。シンガポールと全校生徒がオンラインでつながり、チャット等を活用しながら、生徒たちからの質問ベースで、授業が展開。生徒たちからのたくさんの質問に、1つ1つ丁寧に応えてくださり、「1つだけでも得意を作る」「挑戦のためのサイクル」「後悔しないために自分で決める」など、たくさんのメッセージを届けてくださいました。生徒の感想には「こんな時だからこそ、挑戦したい」「こんな時だからこそ、得意科目を1つ作る」など、挑戦する気持ちに火がついていました。

オンラインを手段に展開する授業も1ヶ月が経ちました。オンラインを活用して、学校を飛び越え、かっこいい大人に触れる機会を増やしたいという生徒の声に応え、今週もゲストを招いた授業を展開。今週のゲストはグラフィックデザイナーの福島治さん。障がい者アーティストの作品を活用しながら、デザインにおける社会課題の解決活動を実践。肩書は、デザイナー・NPOの代表・大学教授と多才な福島さん。オンラインではありますが、体験的なワークを通じて、デザインの素晴らしさに、生徒たちはもちろん、教職員も、引き込まれました。様々なアート作品に触れながら、デザイン思考を体験。個性×個性によって新たなデザインを生み出す感覚を学び、あっという間の2時間で、授業後は豊かな気持ちで満たされていました。生徒一人一人が、仲間の個性を尊重し、仲間から褒められながら自己肯定力を高める授業ともなりました。

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