高1のクッキングコースでは、1年間かけて調理の基本的な技術を習得することを目標にしています。

前回から炊飯器ではなくお鍋でご飯を炊く練習と、おだしをとる練習をスタート。今回は「いなり寿司」と「豚汁」を作りました。いなり寿司は、油揚げを開いて袋状にし、自分たちでとっただし汁を使って丁寧に煮含めていきます。煮上がったお揚げに酢飯をつめるのが、コツのいる作業。「あ~。お揚げが破れちゃった」「キレイな形に作るの難しい!」。そう、ちょっと強い力でお揚げを引っ張ると、すぐに破れてしまうのです。これも自分て作ってみて初めてわかること。たくさんの失敗経験が次への成功につながります。

豚汁に入れるだいこん、にんじん、長ねぎ、しいたけ、ごぼうは、それぞ切り方が異なります。入学したてのころに学んだ野菜の切り方を思い出しながら、グループごとに調理。同じことを繰り返し学ぶことで、調理の基本技術をしっかりと身につけていきます。

今年度クッキングコース2年生のテーマは「和食文化」ですが、「食」に携わる仕事をしている人にインタビューをするというのも学びの大きなテーマの一つとしています。

今回は、その第1回目。中学校の英語教師から転身して神奈川県の逗子で漁師をしている方にお話をうかがいました。中学教師から漁師への転身と聞くと、「全然違う世界なのに何でだろう?」と思いますが、たくさんの失敗と人との出会いを通じて「人、自然、生き物・自然環境に目を向ける」「人は一人では生きられない」「みんなが笑顔になる」生き方をしたくなり、私たちの「食」を支えてくださっている「漁師」という仕事にたどり着いたのだそうです。

インタビューのあとは、逗子で獲れたアジを1人1匹三枚おろしに。「ぜいごってどうやって取るんだろう?」「骨と身の間に包丁を入れるのが難しい!」生徒たちは悪戦苦闘しながらも、頑張って大きなアジを三枚におろします。おろしたアジはトマトソース仕立てのムニエルにして食べました。

進路について色々と考え始める時期の高校2年生。同じ時期にたくさん悩んだという人生の先輩の話の話に真剣に耳を傾けていました。

高2演奏研究の授業では、楽曲を分析(アナリーゼ)し、曲について深く理解する学習をしています。

今日は、コードから楽曲にあった伴奏を考えて演奏する授業を行いました。コードをジャーン!!と弾くのではなく、曲想から、どんな雰囲気の曲なのか?どう演奏したいか?どうしたら曲の良さが出せるのか?を考えながら伴奏付けをしました。

伴奏付けをした後に、お互いの伴奏で歌いました。「〇〇な感じの曲なので、△△の様に歌ってください!」とリクエストし合いました。

同じ曲でも個々で捉え方が違い、個性が出ていて面白かったです!

「変わる!?これからの学校」をテーマとした、

子どもの意欲をはぐくむ取り組み方が紹介されました!!

▼「ウワサの保護者会」(NHK Eテレ1・東京 放送)予定

尾木ママこと尾木直樹さんが、小・中学生の保護者のみなさん (=ホゴシャーズ)と 、
子育ての悩みについて語り合い解決に導く教育情報番組。

番組ホームページ:「ウワサの保護者会

▽放送【NHK Eテレ1・東京 】6月12日(土)午後9時30分~9時55分(25分放送)

よろしければご覧下さい!!

こちらのブログをよくご覧いただく方は、「中学はクロスカリキュラムと道徳の情報が多い」とお感じかと思いますが、「自律型学習者をめざす」という取り組みにおいて、心を成長させていく道徳は、最重要の取り組みの一つと考えています。

今回のテーマは「より良いコミュニケーションのために、リアル社会のルールを学ぼう」です。グループで活動する時に意見の合わない人もいれば、熱量の違う人もいる。そうした人たちと協働して、目標をどのように達成するかという授業です。

最初は現実的な学校生活における問題や学年の違いなどもあり、なかなか言葉にして出せないグループもあったようですが、お互いを気遣い、取り組み方がわかってくると、密になり過ぎないように色々と意見を出し合うグループが増えていきました。
   

4/15(水)に楽器決めを行ってから、約1か月が経ちました。

ほとんどの生徒が全く経験のないところから始めていますが、1か月間しっかり練習をすると、音階や曲の演奏ができるようになってきます。

音楽の表現も考えながら演奏をしている生徒もいて、成長に驚きます!

5月26日(水)高校クロスカリキュラムでは、5月19日(水)に実施したフィールドワークの振り返り・共有会を実施しました(緊急事態宣言並びに雨天により校内活動に変更したコースもあり)。
その後、各コースでは、11月実施の「旅する学校」の行先についての検討が行われ、生徒たちの意見を集約して具体的な行先が決まってきました。

次回、6月2日(水)のクロスカリキュラムでは、チョコレートを活用した授業を実施予定です。身近な生活と社会課題が繋がっていることや様々な教科に関係していることを伝えていきます。キーワードは「プランテーション、ボルネオ等、熱帯雨林、生物多様性、パーム油、エシカル消費、出稼ぎ労働」。通常の各教科の授業でも、クロスカリキュラムの授業と関わる分野が出てきたら繋げていく授業を展開しています。

 

今後は、次回6月30日(水)のフィールドワークや行先が決まった11月の「旅する学校」についての事前学習を中心に展開していくことになります。

写真は、昨日の特進・スポーツの様子です。探究テーマがたくさん出てきました。(添付3枚目の写真)

また、クロスカリキュラムの授業を見学した、現在実習中の教育実習生からも、「クロスカリキュラムは他校では体験できないので、新渡戸文化だからこそできる学びだということを感じて、その機会・チャンスを生かして欲しい。(クロスカリキュラムは)主体性・思考力がとても伸びるのではないか、自分で市場価値を高めていかなければ今、この力を高校生のうちに身に付けられることはとても大きなことだと思う」との感想をもらいました。

また、来週から株式会社オカムラホーム との地産地消や企画外野菜などを使用したスウィーツの企画・開発・販売をしていくプロジェクトも動き出します。現在、コースを超えて、約30名の生徒が参加希望を出しています。下の写真は、今後のスケジュールについて、伝えている様子です。(添付4枚目の写真)

  

11月にコース毎にスタディツアーに出掛けます。

昨日のクロスカリキュラムでは、どんなところで、何を学びたいのか意見出しを行いました。音楽コースでは、その土地にしかないものと音楽を掛け合わせて、旅を考え、資料としてまとめました。そこでしか学べないことにワクワクしていました。

音楽コースでは旅以外にも、コース発表会に向けても準備を進めています。

  

高校の第1回学校説明会の詳細をHPに掲載しました。

内容の詳細や説明会のお申し込みはこちらをご覧ください。

今年度最初の高校説明会の申し込みが開始しました!

高等学校では、今年度大きく4つの改革があります。

①コース名称変更!特進から探究進学へ!
②全コースクロスカリキュラム実施!多様性の共有が未来へつながる。
③旅する学校始動!日本となる現場に行き、行動者になる!
④第一志望優遇開始!内申が足りなくてもあきらめないで!

授業のプログラムから行事まで、そして入試のナカミなど、多くのUPDEATEがあります。
説明会当日は、それらのお話だけでなく、生徒からの実際の学校生活についてもプレゼンがあります!

オンラインでも対面でもご参加できますので、ご都合のよろしい方をお選びください♪
対面でのご参加は校内見学もできます!

皆様のご参加をお待ちしております!

<詳細>

日時:7月3日(土) 14:00~(60~90分程度を予定)
場所:対面(本校)orオンライン(Zoom)
内容:
14:00 開会
・学校長より
・新渡戸文化高等学校の学びについて
・在校生より、学校生活について
・22年度入試について
・質疑応答
15:30 閉会予定
ご注意:
・ご参加は、来校・またはオンラインでのご参加をお選びいただけます。
・ご来校でのご参加は、お履物は不要です。個別相談、校内見学がご利用いただけます。
※新型コロナウイルスの感染状況によっては、校内見学は中止にする場合があります。ご承知おきください。
・オンラインでの参加は、全体会でご質問はいただけますが、個別相談等はできかねますので、ご了承ください。
・配信は録画・録音・撮影等はお控えいただきますよう、お願い申しげます。
定員:対面80組、オンライン150組

内容の詳細や説明会のお申し込みはこちらをご覧ください。

「好き×教科×社会」で取り組んできたクロスカリキュラムですが、今回はあえて「好き」とは関係のないところからアプローチをするという取り組みを行いました。

iPadを使い、自分が「好き」の絵の周りに2つの全く関係のない絵を描き、合計3つの絵を1つの物語につなげるというプログラムです。

1つの物語につなげるというまさかの展開に、生徒たちは苦労していたようですが、先輩・同輩・後輩で助け合い、何とか完成にこぎつけていました。

あえて自分の「好き」から離れたところで視点を変えて見てみるという今回の取り組みが、今後の生徒の視野の広がりにつながっていくと確信しています。

   

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