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【中2】プレ・エンパワメント・プログラム

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 1学期、中2でプレ・エンパワメント・プログラムが実施されました。この3日間は通常の授業は行われず、1日中このプログラムに取り組みます。クラスを超えて5~6人のグループを作り、各グループに留学生が1人ずつ、グループリーダーとして入ります。これらのグループを7つのクラスに分け、各クラスには1人ずつ外国人講師のファシリテーターがついて、その指示のもとにさまざまなプログラムが展開されるという企画です。もちろん、すべてのプログラムは英語で行われます。 
 
 グループリーダーは、東京大学、東京工業大学、筑波大学、早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学などで学んでいるとても優秀な留学生です。最初のうちは緊張してなかなかうまく自分を表現できなかった生徒たちも、彼らが上手に力を引き出してくれたことによって、プログラムが進んでいくにしたがってみんな楽しみながら取り組めるようになりました。 
 
 留学生たちが自国に関連するクイズを出題し、グループ対抗で正解数を競う企画がありました。例えば、   

 ナイジェリアからの留学生の問題: 
  「ナイジェリアにはいくつの言語があるでしょうか? ①100 ②200 ③300 ④500」 
  「アフリカのなかで最も新しい国は?」(選択肢が提示される前に正解を答えられました!) 
 オーストラリアからの留学生の問題: 
  「オーストラリアの国土面積は日本の何倍? ①5倍 ②10倍 ③20倍」 
  「次のなかでオーストラリア人が食べないものは? ①カンガルー ②コアラ ③蛇」 
 
 今回来てくれた35人の留学生の出身国は、エジプト、ナイジェリア、インド、パキスタン、トルコ、シリア、ウズベキスタン、ブラジル、チリ、タイ、フィリピン、インドネシア、中国など実に様々で、これほどの多国籍の人たちと接するだけでも生徒にとっては大きな刺激になったことでしょう。  
 プレ・エンパワメント・プログラムのねらいは単に英語が使えるようになることだけではなく、自己肯定感や積極性、協働の精神などを養うということもあります。この3日間を通じて大きく成長してくれた中2の皆さんが、今後のグローバル・キャリア・フィールドワークやターム留学などの国際教育プログラムだけにとどまらず、さまざまな活動に積極的に取り組んでくれることを期待しています。
  
 このプログラムは、本来は中1のときに実施される予定だったのですが、コロナ禍により中2の6月に延期となりました。今年度の中1は予定通り、9月29日(水)~10月1日(金)に実施します。お楽しみに! 
 
大妻多摩中学高等学校HP

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