(投書した生徒が書いた記事です)
3月8日の国際女性デーに、朝日新聞が私の投書を載せてくださいました。

文中にあるアンケートとは、昨年の秋に生徒の皆さんに協力していただいたものです。本当にありがとうございました。

私が投書をしたきっかけである記事「女性はロボットと思ったことも」は、私たちと同じで女子校に通われている16歳の方が書いたものです。

女子校では男女の不平等を感じる機会は非常に少ないと思います。しかし、一歩社会に出てみれば、差別や偏見はどこにでも見られます。

皆さんに少しでもこうした問題に関心を持っていただけたら嬉しいです。

 

投書した文章:話題にする場づくり必要

 高校生 坂本(神奈川県 16)

「女性はロボットと思ったことも」(2月1日)を読んで、とても共感した。私は日本の男女格差について興味があり、個人的に調べている。投稿にあったように、今の社会は男性中心に作られたものだと思う。だから男性も「男らしさ」に縛られ、皆が生きづらい社会のように感じる。
私の通っている女子校で中1から高2までの生徒に任意でアンケートをとったところ、約半数が「このような男女問題を家庭で話題にしない」と答えた。一方、自由記述欄で意見や経験を語ってくれた生徒も多かった。私は今の若い世代は「考えていない」のではなく、「話をする場所がない」のではないかと考えた。声を上げることが難しいのが日本の現実だ。
変えるためには行動に移すことが大切だと思う。私はこれからは自分でもっと活動に挑戦してみたい。今しかできないことがあると思うからだ。

 

 

 

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