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高校2年生と高校3年生のうち希望者を対象に,2日間をかけて遺伝子組換え実験を行いました。大腸菌にGFP(Green Fluorescent Protein)の遺伝子を導入する実験です。遺伝子組換えが成功した大腸菌は,ブラックライトを当てることで緑色の蛍光を確認することができます。

GFP(緑色蛍光タンパク質)は 1962年に下村脩博士によってオワンクラゲから発見されたタンパク質で,その功績により2008年のノーベル化学賞を受賞しています。

遺伝子組換えに関する内容は中学の教科書にも載っているほど身近な事柄ですが,組換え実験の実施はカルタヘナ法という法律によって制限されているため(違反すると1年以下の懲役又は100万円以下の罰金)、普段の授業で行う実験とは違い,生徒も教員も,緊張感をもって実験に臨みました。

初日の実験前には,「遺伝子リテラシー」を考える講義を行いました。「遺伝子組換え作物」だけでなく,品種改良などの一般に行われている遺伝子操作技術についても触れながら,イメージに惑わされず正しい知識を基に自分で判断をする,という意識を確認しました。

実験では,1日目に大腸菌にGFPをコードする遺伝子を挿入し,2日目に結果を確認します。大学受験には直結しないかもしれない実験ですが,科学的な考え方を再認識したり,研究分野への興味を引き出したりすることができ,充実した時間となりました。

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