理科教諭の島野誠大先生が、公益財団法人東レ科学振興会「第51回 東レ理科教育賞(高校物理部門)」を受賞しました。
東レ理科教育賞は1969年に創設された、創意と工夫によって著しい教育効果をあげた中学校・高等学校等の理科の先生を表彰するものです。

3月16日(月)、本校校長室にて授与式が行われ、東レ科学振興会 専務理事 紙野憲三氏より、賞状と銀メダルおよび賞金の目録が手渡されました。

島野先生は、「今後も、立教から新しい理科教育のかたちを発信し続けたい」と、抱負を述べました。

公益財団法人東レ科学振興会 専務理事 紙野憲三氏(右)と島野先生

公益財団法人東レ科学振興会 専務理事 紙野憲三氏(右)と島野先生

なお、この教材は、2018年度に高校3年生の物理の授業で、また2019度には観測部の活動で活用されています。

受賞作
「新しいキログラムの定義を説明するための物理教材の開発」

2019年5月からキログラムがプランク定数を用いて定義されるようになった。この定義の理解を促すための教材として、実際の研究現場で質量を求める手法として用いられるキッブル・バランス法を高校生までに学習する範囲の知識(電磁力、電磁誘導、単振動、光学てこ など)で理解できるように改良し、具体的に一円玉の質量を再現よく決めることを実現した。
本教材は物理分野で学習する知識を総動員させた学習教材となっており、生徒の物理分野における総合力を養うだけでなく、日常に潜む量子物理分野への気づきも促すことが期待できる。

 

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