英国ではここ数日、冷たい雨の降る日が続いています。朝夕の冷え込みはことに厳しく、日に日に秋の深まりを感じるようになってきました。

そんな雨の週末、立教の体育館は熱気でわきあがっていました。この日行われたのは、生徒会主催のレクリエーションです。寮生活で忙しい生徒たちが息抜きできるよう、また、他学年とも仲良くなれるよう、生徒会が心づくしのイベントを企画してくれました。

集まったのは高校2年生以下の生徒たち。学年混合のチームに分かれ、障害物競走に挑みました。広い体育館いっぱいに配置された、フリースロー、網くぐり、平均台、なわとびなどの障害を、リレー形式でクリアしていきます。どのチームも、誰がどの障害に挑戦するか、綿密な作戦を練ってスタートを切りました。平均台はその場で10回転してから平均台を渡る、なわとびはマットの上で跳ぶなど、どの障害も一筋縄ではいかないものばかり。中でも周囲の笑いを誘ったのは、ジェスチャーのコーナーです。挑戦者は課題の書かれたくじを引き、チームメイトに身ぶり手ぶりで内容を伝えます。あるチームでは、挑戦者がしきりに舌を出してみせるので、何かと思えば「アインシュタイン」。彼らの発揮するウィットを見るのは、判定の教員にとっても楽しいものでした。最後はチーム全員で円陣を組み、せまい道を走り抜けてゴールイン。決勝戦でなだれこむようにゴールした生徒たちの顔は、みないきいきと上気していました。優勝、準優勝のチームには生徒会からの賞品も授与され、大盛況の中での閉会となりました。

寮生活に刺激を与え、各学年の親睦をはかろうという生徒会のねらいは、みごとに当たったようです。次はどんな企画を打ち出してくれるのでしょうか。ともあれ、まずは今回のレクリエーションの成功に、大きな拍手を贈りたいと思います。

 

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