快晴の9月25日土曜日、2時間目の授業終了後に13名の生徒がロンドン日本人学校文化祭を訪れました。ロンドン日本人学校はアクトンにある小中学校で、立教にも卒業生が大勢います。毎年、ロンドン日本人学校出身者や兄弟姉妹のいる生徒が文化祭を訪ねるのが恒例となっています。渋滞で少し到着が遅れてしまいましたが、会場で生徒たちは和太鼓の力強い響きに感動し、後輩たちの劇をじっくりと楽しんでいました。久々に訪れた学び舎に「自分が生徒だった時よりずっと学校が小さく感じる」と感慨深げな様子を見せる生徒、もとの同級生との再開を楽しむ生徒、お世話になった先生方に挨拶をしようと走っていく生徒、それぞれに数時間を楽しんでいる様子が見られました。

 

中学部の劇発表の後には、生徒が皆校庭へ集まり先生方から言葉をもらっていましたが、ここで毎年恒例となっている「先輩からの一言」では、この3月に卒業したばかりの酒井君が全中学生の前に立ちました。劇に真剣に取り組んでいた様子、例年にない歌の独唱などの新たなアイデアに感心したこと等を語っている様子は頼もしいものでした。

 

3時半頃には名残惜しみながらも学校を出発し立教へ向けて出発。2度も大渋滞につかまり、回り道の思わぬ長旅の末校門を通過したときには、車内に安堵のため息が聞こえました。車を降りるとすぐに、夕飯の鐘の音が鳴り始めました。

 

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