先月立教生は、ロンドンのスパイタルフィールドマーケットで行われたJAPAN祭りに出掛けました。

本校の卒業生のお父様が英国日本人会の会長をおつとめになっており、声をかけていただいたのがきっかけです。

 

スパイタルフィールドマーケットは、歴史を13世紀にさかのぼるロンドンの商業の中心地。

受験を控えた高校3年生を除く全校生徒が2台の大型コーチに乗り込み、揺られること1時間。

会場はすでに大入り満員で、班行動を維持するのもやっとのほどです。

尺八や太鼓、浴衣や武道の伝統文化、コスプレやアニメのモダンカルチャー。

生徒たちは日本の屋台の食べ物に目を輝かせます。

折り紙と書道のボランティアに立候補した20名の生徒たちは、新聞で兜を折り、子供達にかぶせてあげたり、名前をカタカナで半紙に書いてあげたり、自分の持ち時間をフルに活かして来場したお客様をもてなしました。

 

置かれたボードに思い思いのアニメのイラストを書く地元の学生達。

尺八を吹く初老の英国人。

黒帯をしめ、流暢な日本語で武道の技の説明をする青年達。

 

日本の文化がここ英国においてその地の人々に愛され、根付いているのを見る機会に恵まれたのは、生徒たちにとっても自国の文化を再認識するよい機会となったことでしょう。

   

ページ
TOP