避難訓練が行われました。
英国では学期に一度の避難訓練が義務づけられています。
金曜日の午後は毎週全校スポーツが行われますが、この日は昼食後スポーツウェアに着替えた後、各自ドミトリーで待機。
1時45分に非常ベルが鳴ると、1階から出火という仮定で3階から非常階段を使って避難をしました。
普段は使わない非常階段や、宿直室を通り抜ける避難経路など、いつもと違う雰囲気にはちょっとした緊張感も… 生徒たちばかりでなく、教員室にいた日本人/イギリス人の先生方やドミトリースタッフ、キッチンスタッフなども参加しました。
全員が中庭に集合し点呼をとり避難が完了したのがベルが鳴りだしてから4分58秒後。
なかなか良い結果でした。
全寮制の本校は、生活の場としての「寮」と学習の場としての「学校」を兼ね備えた空間なので、非常事態に備えた対応には絶えず細心の注意を払っています。
1972年の創立以来、施設や設備がどんどん拡充し、学校としての規模も飛躍的に拡大してきましたが、40年近い間一度も火災などに見舞われずにすんでいるのは本当に幸いなことです。