



週に4時間あるイギリス人教員によるECの授業では、5年ほど前から「Credit」というポイントシステムが導入されています。
授業に積極的に参加した生徒や宿題をパーフェクトにこなした生徒などにポイントが与えられ、毎週末イギリス人と日本人の英語教員によるミーティングでそれぞれの生徒のCredit内容と数を確認して集計をしていきます。
学期末にはクラスの平均Credit獲得数が計算され、最も優秀なクラスには「Special English Dinner」の栄誉が与えられます。
また、個人別にも年間を通して集計が行われ、5つでBlonze Prize、10でSilver Prize、15でGold Prizeが授与されます。
昨年、一昨年は高校3年生を中心に熱心に取り組む生徒が多く、最高で25を超えるCreditをとった生徒が出てきたため、20でPlatinum Prize、25でDiamond Prizeも新設されました。今年度もまだ2学期目ですが、既に高校3年生が1人、Platinum Prizeを獲得しています。
最近ではECの授業だけでなく、希望者がイギリス人教員と定期的に昼食をとる「イギリス人特別テープル」での会話努力もクレジットの対象にするなど、あらゆる機会を通して生徒たちの積極的な英語への取り組みが評価できるよう工夫しています。
今年度からイギリス人教員による英語の授業(EC)がコミュニケーションスキルズを重視した形態に移行し、生徒たちはイギリス人教員だけでなく現地校の生徒たちや町で行き交う人たちと話すことを一段と求められるようになっています。このクレジットシステムがうまく機能して、恥ずかしがり屋の生徒もより積極的に英語を話せるようになれば何よりです。



