
学校が始まって最初の週、高校3年生の担任がずっと電話口にいて、何本もの電話をかけていました。
15日から日本で始まった大学入試センター試験を受験する高校3年生ひとりひとりに電話をかけて励ましていたからです。
そして現在学校にいる高校2年生以下の生徒達は、16日にこのセンター試験の英語に全校で挑戦しました。
日本で頑張っている先輩達のことを思って、そして近い将来同じ試験を受けることになる自分達の事を考えての毎年恒例のイベントです。
小中学生はそれぞれの能力に合わせて時間を決め、高校1,2年生は本番と同じ80分で挑戦しました。
採点はその日のうちに各クラス担任の先生が行い、すぐに全校生徒の結果集計。
今年はなんと小学校6年生の男子生徒が1番。
3点差で高校2年生が続くという思いがけない結果に。
現地校から転校してくる生徒も多い本校ではこのような逆転劇が起こることも少なくありません。
それでも上位はやはり高校2年生。
1年後の本番に向けてどこまで点数が伸びるのか、高校2年生にとってはとても刺激的なイベントになったようです。