日常生活の喜怒哀楽、大きな行事から小さな出来事まで、生徒達が書いた生の文章で立教生活を生き生きと綴るコーナーです。
LONDON OUTING
昨日は、ロンドンのタワーブリッジやナショナルギャラリーを見にアウティングに行った。
タワーブリッジでは、橋が上がる瞬間は見なかったけれど、橋がどのように出来たか、中の構造を見た。
ナショナルギャラリーではゴッホやルノワールなど沢山の人の絵画が飾られてあった。
その中で私は一番ハンス・ホルバインという人が描いた「大使たち」という絵が気に入った。
しおりにも書かれてあったのだが、本物を見るとその絵の凄さが伝わってきた。
しおりには男達の足元に大きくななめになった骸骨の頭があり、これは合成だと思っていたのだが、本物の絵にも描かれていたため驚いた。
だが、ホルバインがこの絵に何を描き込んだのか、何を伝えようとしたのか、十分には判明されていないようで、とても絵が何を伝えようとしているのかが気になる。
この絵の左上のカーテンの陰にキリストの像が描かれてあり、これもまた何を伝えようとしているのかが気になる。
個人的にホルバインはキリスト教だったのではないかと思っている。
でも、その像は半分も描かれておらず、どうして陰に隠れるような形で描かれたのかが不思議だ。
次に印象に残っている事は、「太郎」という日本食屋でラーメンを食べた事だ。
醤油ラーメンを食べた。
ラーメンはとても好きでまさか今回のアウティングで食べられるとは思っていなかったのでとても嬉しかった。
コーチに乗るときはとても楽しかったのだが、その分疲れもあった。
今回のアウティングはとても心に残るようなものになった。
(中学部1年生 女子生徒)