
2月13日(日)、第62回漢字書き取りコンクールが実施されました。
全校生徒がいっせいに100問の漢字書き取りテストに挑戦し、日ごろの成果を試しました。
成績優秀者を発表する結果速報には、小学生から高校生にわたる10名が名前を連ねました。
最高点の92点を得点したのは、さすがの高校2年生。
高校3年生が受験のため帰国しているいま、最高学年として十分な貫禄を見せてくれました。
学齢差によるハンディを加味した換算点で第1位にかがやいたのは、何と小学6年生でした。
クラスで行われる漢字小テストをコツコツとがんばってきた努力が実を結びました。
ほかにも、とめ、はね、まで厳しく採点されるこのコンクールに向けて、正確に、きれいな字を書くべく書写の練習をかさね、本番ですばらしく丁寧で読みやすい字を書いてくれた生徒もいました。
それぞれが自分なりの目標をもって臨み、精いっぱいに取り組んだことがわかる好例です。
漢字書き取りコンクールといえば、毎回「ウルトラC」と呼ばれる高難度の問題が出題されることが恒例となっています。
今回の出題テーマは「住居・家財に関することば」。
このテーマを受け、生徒たちは辞書や事典と首っぴきで、難読字と格闘。
「このことばにはこんな字を書くのか!」と漢字の世界を楽しみながら、対策を練っていきました。
中でも生徒会は出題予想問題一覧を作成し、みんなの学習を大いに助けました。
いよいよ迎えた本番では、「絨毯(じゅうたん)「箪笥(たんす)」などの難問が登場しましたが、準備の甲斐あって、生徒たちはなかなかの健闘を見せてくれました。
中には「簾(すだれ)」を旧字体で書いてくるなど、採点の教員をうならせるような回答もありました。
次回の漢字コンクールは5月。
生徒たちはきっとますますの進歩を見せてくれることでしょう。