学期中は英国の緑豊かな環境の中で皆一緒に暮らしている生徒達。

休暇中はそれぞれの国に戻り、いろいろな体験をしています。

そんな立教生の世界各地での体験談やレポートをお届けします。

 

 

「南米の秋」

 

アルゼンチンに秋が来た。この間まで30℃を越える夏日だったのに。

我が家は衣替えでわたわたしてる。

南米というと「1年中夏なんじゃないの?」と思われることもあるが意外にもアルゼンチンは南緯が高すぎて逆に寒いのだ。南極に近いと考えてもらいたい。

 

そしてこの国は日本から1番遠い。

だから日本人にはなじみがない(人が多いと思う。)

アルゼンチンのイメージはせいぜい「サッカー」とか「タンゴ」とかそんなところだと思う。

私もここに住む前はそんなイメージだった。

それに飛行機から見たアルゼンチンは大草原(パンパ)が広がる「未開の地」

ほんとうに人が住んでるの?という感じだった。

しかし空港を出て市内に向かえば、超高層ビルの数々。

何も言わなければヨーロッパと思えるほどだ。

 

そんなアルゼンチンでみなさんに知ってもらいたいのは

「世界で3番目に大きい本屋さん」

写真でもわかると思いますが、もとは劇場だったところ。

3階席だったところにも本棚がずらりと並べられ本好きの私としては夢のような場所。

(ただ残念ながらスペイン語がほとんどできないのでたくさん並んでいても手にとってふむふむとはいかないが。)

 

と、アルゼンチンには日本人がなかなか知らないたくさんの顔があります。これからもそれをお伝えできればなと思います。

 

(高等部1年生 女子)

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