「英人と1週間」

ハーフタームは、同学の2人と、ギルフォードにホームステイしました。
ホームステイ先の人は、5、60代のおじさん、おばさんで、2匹子犬を飼っていました。

最初会ったときは、図体は大きく、気の強そうな人だなと思って、なぜか、緊張してしまいました。

僕は、英語が不得意で、もしかしたら、1週間一言も話さないまま終わるのでは、と心配でした。

ところが、その2人は、とてもお喋りで、のりが良く、心配が全く逆になってしまいました。
2、3日一緒に過ごして、楽しい日々が続きました。

いろいろと話したり、ポーツマスに連れて行ってもらったりしました。

一番心に残ったことは、ほぼ毎日、夕食がバーベキューだった事です。

友達や子供、孫を呼んで、一緒にバーベキュー。

一緒に話したり、ゲームをして遊んだりして盛り上がりました。

特にあの大きな、バーベキュー専用のプレートに一番驚きました。

焼くのが早いので時間がかからないのです。

料理はとてもおいしいけれど、毎日バーベキューをやって飽きないのかなとずっと思っていました。

僕達は、お世話になったお礼として、焼きそばとソバを作ってあげて、英人の方々に食べてもらいました。

英人の人達はとても美味しかったようで、作り方を聞かれました。

英人から見れば、初めて食べたものだったのでしょうね。
ハーフターム最後の日、2人からノートに書いてほしいと言われました。

そのノートを見てみると、今までホームステイしてきた人のメッセージや感謝の言葉が書かれていました。

文字だけでなく、写真、絵、お金が貼ってありました。

更に、立教生だけでなく、他の国からホームステイをしに来た記録が色々とありました。

これを見て僕は思いました。

色々な人と出会って、一緒に楽しく過ごして、人生でとても良い思い出にする、それがホームステイである、と僕はそう思っています。そして、僕は、そのノートに英文で7行くらい感謝を込めて書き、ついでに絵を描いて、お世話になった2人の英人とお別れをして、良い1週間を終えました。
こんな良い経験は滅多にない。

みんな1度でいいからホームステイをした方が良い。

1度ホームステイをしたからこんな事が言えるのであります。
(高等部3年生 男子)

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