今年度から始まった小学生のActive English ではイギリス人児童文学作家Roald Dahlの作品を中心に学習に取り組みました。Charlie and the Chocolate Factory, the James and the Giant Peach, the BFG, George’s Marvelous Medicine, Matilda, Esio Trot, Fantastic Mr Fox など、この一年で多くの作品を学ぶことができました。一年間のまとめとして、著者についての理解を深めるため、2月4日(土)に小学六年生はバッキンガムシャーにあるRoald Dahl Museumに行きました。

車に揺られて約1時間半、Roald Dahl が晩年を過ごした地、Great Missendenに到着。空はとても綺麗な水色です。Museum入り口にはすでに多くの子どもたちが列をなしていました。Museumの目の前にはthe BFGに登場するSophieが住んでいた孤児院のモデルになった建物があり、早速子どもたちは大喜びです。館内に入る前にチケットを児童は自分で購入します。” Can I have one child ticket please?” 昨年度初めて英語を学びはじめた児童も今は堂々と英語を話すことができます。

館内に入ると、大きな甘い香りがするチョコレートのドアがお出迎え。最初のブースにはRoald Dahl の幼少期の写真や思い出のエピソードが展示されていました。お菓子の瓶詰めにネズミを入れたことや、学校が嫌いだったことなど、面白い話を熱心に読んでいました。次のブースには等身大のRoald Dahlの模型がありました。DahlはLoftyと言われていただけあって、小学生二人が隣に並ぶとその差は歴然。「僕たちGeorgeよりは背が高いね」と笑っていました。またDahlが執筆をした小屋を再現した部屋を見て感動。最後のブースには映画Fantastic Mr Fox で実際に使われた、Mr and Mrs Foxの模型がありました。模型の前で記念撮影を終えると、部屋中に散りばめられている、Dahl 作品ゆかりのアイテムを探して盛り上がりました。最後はお楽しみのお土産売り場です。今日のお小遣いで使える額を計算して、洋書を含めて素敵なお土産を購入することができました。

あっという間に昼食の時間となり、外のレストランで昼食を済ませると、次はDahlがお葬式をした教会とお墓へ移動しました。最後はお墓に向かって “Thank you for your great books.”と感謝の言葉を伝えました。この道はRoald Dahlも通った道なのかな、と思いを馳せながら次の目的地へ。学校に帰る前に最後はtea timeです。Roald Dahl Museum併設のカフェでスコーンと紅茶を楽しみ、本当に今日は楽しかったととても満足そうでした。学校車に乗って学校に向かいながら、うとうとする児童たち。帰ってからも今日のまとめ、英語でのessayに頑張って取り組みました。

あと少しで小学部を卒業し、もう中学生です。豊かな感受性と英語を楽しむ気持ちを忘れずに、これからも英語の学習に励んでほしいと思います。

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