高校生と食べない食事、自由に出入りできない教員室、接触できない友達。半年ぶりに戻った立教は思っていたより変わっていた。何をするにも全てオンライン。
コロナだから仕方がない。むしろ私はこんな状況でも帰寮できたことが、1ヶ月経った今でも嬉しい。

もちろんできないことや不満もあるけれど、今は我慢するしかない。夏休みの間に何回か行われた説明会やオリエンテーションなどから、先生たちが私達のために一生懸命「新しい立教生活」を考えてくれたのが分かった。半年間友達にも先生にも会えずに家にいた頃に比べればここでの今の生活の方が何倍も楽しい。
たいていの問題は我慢できている私でも、一つだけすぐにでもしたいことがある。それは、他学年の新入生との交流だ。

学校には行けないけれど、ネットを使えば実際には会ったことのない人とも話すことができるという特殊な環境が半年続いた結果、私は高1の新入生の人と夏休みの間に仲良くなることができた。しばらくチャットで話しているうちに住んでいる場所が近かったり共通の趣味も見つかり、学校で実際に会うのが楽しみで仕方なかった。

しかし今、バブルが違う同士は関わってはいけないので、思うようにコミニュケーションがとれない。
ウイルス感染を防ぐためにできる限りのことはしないといけないが、一日でも早く交流できる日が来ることを願っている。

(中学部2年生 女子)

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