Cambridge生徒報告書 ケンブリッジ研修レポート

僕が今回ケンブリッジ研修を通して学んだことは大きく分けると3つあります。それは生活についてイギリスの歴史についてそして挑戦することについてです。

1つ目に僕が話したいことはケンブリッジでの生活についてです。基本的に一人部屋で自分でスケジュールや時間を管理しなければならない状況でした。そこで僕が学んだことはメモをとるということです。いつものドミトリーで過ごしているときとは違って誰かが教えてくれたり鐘がなったりするわけではありません。そこで僕は2日目あたりから軽いメモを携帯に打ち込むようになりました。明日はこれがあるから何時にどこ集合やどんな服装で行くかなどを軽く単語だけで打ち込むとその後からの研修で困ったことは何一つありませんでした。このメモを取ることが癖となって今でもやっています。この、ケンブリッジ研修で身につけたこの技はこれからも使っていこうと思います。

2つ目に学んだのはイギリスの歴史です。主にいろんな研修で学んだことはここに入ります。イギリスの歴史についてはどの場所でも学んだ気がします。シェイクスピア劇、キングス・カレッジチャペル、フィッツウィリアムミュージアム。全部イギリスの歴史を感じることができました。シェイクスピア劇ではイギリスの歴史で文学について学べたしキングス・カレッジチャペルではイギリスの歴史で建造物や王朝などフィッツウィリアムミュージアムではイギリスの歴史で美術や戦を学びました。全部の歴史を学んで感じたことは身分の差が大きく歴史に関係しているということです。シェイクスピア劇で言えばそれこそ王様が出てくるため身分差によって人間関係が大きく変わっていきます。キングス・カレッジチャペルでは王朝が建設に大きく関わってきていました。自分の中でイギリスは昔から植民地など身分をはっきりしていた印象がありましたが、それが歴史のいろんな部分に関わっていたことを学ぶことができました。フィッツウィリアムミュージアムで僕達が調べた絵画はある貴族の家族写真だったんですけど実はもう崩壊寸前の家族でそれでも貴族という身分だから良い家族を振る舞わなくてはならないという作品でした。そこにも身分というキーワードが隠れていました。

3つ目は挑戦することの大切さです。自分が一番大切にしていることだしこのケンブリッジ研修ではとくに大切になりました。なぜなら周りは全て英語の世界だからです。とにかく伝わらなくても身振り手振りでなんとか伝えなくてはなりません。でもそれには勇気がいるしそれを続けなくてはなりません。僕は初日からピーターさんに質問をしていきました。まずは身内からどんどん話しかけていきました。もちろん全然伝わらないこともあったけどピーターさんが理解しようとしてくれたおかげでなんとか会話はできました。もともと人見知りなのもあってあまり外に出たら会話はしたくないなと思っていました。けど、なにか買うときは絶対にコミュニケーションを取らなくてはいけないし、できれば店員さんにオススメだって聞きたいから話さなくてはなりません。絶対喋るぞと決めて参加したものの、やはり最初はちょっと怖くて。けれど、先輩の平井くんや同学年の木原が話しているのを見たら俺もやらないとって思えたし、一期一会を大切に自信を持たないとって思えました。その後は何度も自分の勉強だと思ってチャレンジすることができました。

僕は今回ケンブリッジ研修に参加できて良かったなと思います。普段体験できないことばかりでした。1番の思い出としてはフォーマルディナーが心に残っています。あんな雰囲気で食事することがまずないし、出てきたものも普段食べないようなものばかりでした。経験としても良かったし楽しく食事することができました。ここでの経験がどこで発揮されるかはわからないし直接的には関わってこなくても、積極性や自信はどこでも必要なことだと思うので学べてよかったです。
(高等部2年男子)https://www.rikkyo.co.uk/new/studentsblog/cambridge-student-report04/

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