〜Collyer’s College  短期留学日記〜⑤

7月11日からの1週間、高校3年生1名、高校2年生6名がCollyer’s Collegeへ短期留学に行ってきました。
短い期間でしたが、とても多くの刺激を受け、学習のモチベーションが上がったみたいです。
以下、7回に分けて、生徒のレポートを掲載します。
日々の葛藤と成長をご覧ください。(5/7)

〜Collyer’s College 短期留学日記〜

7月11日
1時間目はPoliticsだったが、校内の説明があったためパスだった。
午後からはEnglishとLawで学期末ということもあり、テスト範囲の説明や夏休みの宿題の配布などで授業が終了した。先生はとても優しく授業終了後に帰れる?道知ってる?と聞いてくれた。
1コマ65分授業ではあったが、かなり早めに15〜20分前に授業が終わり、解散した。そのため次の授業までの時間をゆったりと過ごすことができた。
初日は他の生徒とは話すことができなかったが、まだSociologyとPoliticsは授業を受けてないので明日以降が楽しみ。本当に同世代なのか?と驚くほどすべての生徒が大人っぽい。教室棟がいくつもあり、授業によって分かれている。
キャンティーンと呼ばれるカフェテリアでは、生徒たちで賑わっていた。この日はチキンティッカやジャケットポテトが学校で作られているご飯で、他にもサンドイッチやパスタなど多種多様なご飯が売られていた。
さすがイギリス。いろんな人種の方がいる。ただアジア人は全然見かけない。

7月12日
マスクをしている人は見かけない。今日は昨日よりは涼しかった。特に女子生徒で見られるが、本当に涼しそうな格好をしていて少し羨ましかった。Sociologyの授業では、他の生徒は個人作業をしているので私は基本マガジンを読んでいる。
今日はSociologyとLawが2コマずつ入っている。今日は隣の席の子に何回か話しかけることができた。1度話しかけられて嬉しかったが、混乱していたので質問を返せなかった。今度会ったときは話しかけると決めた。Lawではかなり専門的な内容を学習していて、このケースではどの法律が適用されるかなど、立教では学べないものがあり、とても興味深いものだった。

7月13日
お昼前の時間帯に、バイオロジーの生徒たちにジュースを作っていただいたり、ミラー先生にパウンドケーキをいただいたりして良い息抜きとなった。
コリヤーズカレッジ内には自由に弾くことのできるピアノがあり、授業の合間に通るとたまに聴こえてくる。私はピアノは弾けないけれど人が弾いている姿を見るのは好きなので、よく眺めていた。キャンティーンには、お昼時になる前から人が沢山いて、食事を嗜みながら会話を楽しんでいた。授業中はもちろんだが、食堂にも日本とはまた異なる雰囲気が漂っていた。

7月14日
最終日。今日は最終日にして初めて受講する授業があった。授業内でグループに分かれてクイズを行った。勝ったチームにはコーラが渡されるということで皆張り切っているように見えた。4つのグループに分かれて行い、結局私のチームは負けてしまったが、有名人の幼少期の写真から名前を当てるとか、世界の地理のクイズなど様々な種類のものから構成されていてとても面白かった。
最終日ということで悔いなく終わりたかったため、ブレイクの時間に自分から話しかけた。私が話しかけた子はパキスタンの留学生だったようで、お互い留学生でよく話せたように思う。日本語を教えて欲しいと言われたので、私もその子の母語であるウルドゥー語を教えてもらった。
最終日にはホーシャムを散策する時間も設けられており、現地の街の様子もよく見ることができた。晩ご飯にはパブに行き、イギリスならではの食事も楽しんだ。
(高等部2年女子)https://www.rikkyo.co.uk/new/studentsblog/collyers-college-short-term-study-abroad05/

ページ
TOP