当日ロンドンに到着して、私達は日本のラーメン屋に向かった。そこでは豚骨ラーメンと唐揚げを食べた。最初の一口を食べたとき、あまりの美味しさに友達は「生きててよかった〜」と、特別感を味わっているようだった。食べ終わると、いつも苦戦する会計へ。しかし店員さんが非常に優しい方で、すんなり会計を終わらすことができた。
大英博物館では、インターネットで調べて有名なモアイ像やルイス島のチェス駒などを見に行った。お土産屋では4つセットのチェス駒のピンバッヂを見つけた。非常に独特なバッヂだったが、思い出として買うことにした。世界の展示を見ることができて、さすが世界最大級の博物館だと思った。
チャイナタウンに戻り夕食を食べに行った店も、インターネットで調べて人気のありそうな場所を選んだ。店内は沢山の人で賑わっていた。店員さんは中国人が多く、少し戸惑っていると、中国語を話せる友達が既に話していて仲良くなっていたので驚いた。自分が持っているアレルギーのことやメニューのことも聞いてくれて、すごいな、と圧倒されていた。その店では大好きな小籠包や酸辣湯、炒飯を頼んでシェアした。久しぶりに食べた小籠包がずば抜けて美味しくて幸せを感じた。
そして最後にミュージカルを見た。私はこの作品を一回見たことがあったのだが、2回目でも同じくらい楽しかった。オープンデーでのクラス作品のテーマだったこともあり、非常に思い出に残った。キャストさんの歌やダンス、どんどんと変わっていく舞台の演出の繊細さに感激した。最後に観客全員がスタンディングオベーションしていたのも心に残っている。
この一日を思い出してみると、たくさんの思い出を作れたなと思う。集合時間に間に合わなくなりそうで走ったこともあったけどずっと楽しくて、高1最後にふさわしいアウティングだった。
(高等部1年 女子)