1学期末のOxfordプログラムが催されました。その研修報告を以下のご紹介します。

高校3年生の作文です。

 

初めてのオックスフォード

私は今回、初めてオックスフォードの夏のプログラムに参加しました。このような大学研修に参加すること自体初めてだったので、はじめは授業についていけるのか、自分の英語力でやっていけるのかという不安がありました。しかし、実際参加して、授業を受けていく中で、自分ができる範囲で自分の考えを誰かに伝える努力をすることができ、自分の中で英語の能力を向上させる良い機会になったと思います。正直、自分の言葉で誰かになにかを伝えることは、日本語でもあまり得意ではないので、どうしたらうまく簡潔な英語で相手に話すことができるかということを意識しながら取り組むことができたと思います。その中でも、特に苦戦したのがプレゼンテーションの授業でした。今回は3回程度のプレゼンを行ったのですが、立教でのプレゼン準備とは異なり、準備時間が1時間程度だったことから、普段の学校の課題で取り組むような準備時間を確保することが出来ませんでした。なので、発表に間に合うか不安でしたが、この一週間を通して、早い段階で発表できる形に仕上げることができるようになったと思います。学校生活において、こんなように自分の意見を素早くまとめる力をより高めていきたいです。
その他にも、授業中に自分から英語で発言しようという意識を持つことが出来ました。普段の授業に比べて、発言する場面が多かったので、自分が思いついたことを単語だけでも言ってみようという意識を持ちながら、授業に取り組むことが出来たと思います。授業中わからない単語があっても、そのままにしておくことなく、自分で調べてたり、先生に質問するなどして、自分から積極的に授業に参加することが出来たと思います。けれど、ここで同時に、自分の英語力の低さを知ることにもつながったと思います。思っていたより先生の話していることが理解出来なかったり、知らない単語が多くて、自分の英語の実力の低さを実感する1週間になってしまい、自信をなくしてしまうこともありました。しかしそれをそのままにすることなく、自分の苦手な部分や、初めて知ることを知り、自分の新たな知識として身に付けられるように努力することが出来たと思います。
また、英語以外でも、オックスフォードを訪れるのは、今回が初めてだったので、建物や歴史的な作品などにも驚くことがとても多かった印象です。授業内でも学んだ、ゴシック様式についてや、建物の歴史について深く知り、実際の街に出て、建物を見ることが出来たのも貴重な経験になったと思います。特に印象に残っているのはハリー・ポッターのロケ地を巡り、実際の映画でのシーンと照らし合わせながら観光することが出来たので、映画の世界に入り込んだような雰囲気を味わうことが出来ました。他にも、日本にいるだけでは経験できない、ゴルフやインターナショナルディスコなどの様々なアクティビティを行うことや、自分たちだけでオックスフォードの街を散策して、お買い物をしたりすることも新鮮な経験だったので、高校生活のとても良い思い出になったと思います。

今回、様々な部分で自分なりにより良い方向に成長できる良いプログラムだったと一週間を通して強く感じることが出来ました。

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