1学期末のOxfordプログラムが催されました。その研修報告を以下のご紹介します。
高校2年生の作文です。
オックスフォード研修を終えて
私にとって今回のオックスフォード研修は、去年に引き続き2回目の参加となりました。去年とは、違う目線、視点でオックスフォードについて深く知ることができたと思います。前回は、初めての経験が多く、時間の流れるままに受動的に過ごした1週間でしたが、今回は、より積極的に授業や放課後のアクティビティといった様々なプログラムに参加できたと思います。
授業では、オックスフォードに因んだ題材を用いて、外に出て実際に自分たちの目で見て学んだり、グループでディスカッションやプレゼンテーションをしたりしました。毎日何かしらの発表や先生に意見を求められることは初めは怖く感じましたが、ジョン先生の優しいサポートやペアのお陰で臆することなく、楽しく学ぶことができました。特に、建築の授業で様々な年代の建築物が混在するオックスフォードの魅力を活かしながら、ペアで外に出てクイズに答える授業がとても楽しかったです。クイズに答えているうちにオックスフォードの立地やクラシック様式、ゴシック様式、ネオクラシック様式などの建築様式をより身近に感じることができて、有意義な無時間を過ごすことができました。カレッジによっても、建物の造りが絶妙に違う部分もあり、大変興味深かったです。私達が1週間滞在していたジーザスカレッジは、他のカレッジと比較するとオックスフォードの街の中心部にあり、カレッジ内はひっそりとした空間でした。ジーザスカレッジのドミトリーの造りは、ソファーやバスルームなどのあるコモンスペースを二人でシェアし、寝室は個々に分かれていました。食堂の中は、このカレッジと関わりがある偉人や著名人の絵画が至る所に飾られていて、落ち着きがある空間でした。放課後のアクティビティの中には、前回と同様にパンティングや室内で遊べるクレイジーゴルフがありました。また、今回のアクティビティで一番印象に残ったことは、オックスフォード研修4日目のInternational Discoです。このアクティビティは、今回が初めてだったこともあり、新鮮な体験ができました。Discoには、私達のようにサマープログラムでオックスフォードに滞在している人が集まっていて、世界中からオックスフォードに来て学びに来ている人の多さに改めて気づかされました。また、オックスフォードの街には、日本食も含め、多様な国のレストランやお店が立ち並んでおり、イギリスの他国文化を尊重し、受け入れてきた背景を読み取ることができました。
このオックスフォード研修は、私にとって大変実りの多い経験になりました。単純に英語で何かを学び、発言する機会になっただけでなく、友達や他学年、海外の方々との交流を通して、人との繋がりを再認識することができた貴重な滅多にない経験ができました。この経験を普段の生活や国際交流の場に活かしたいと思います。1週間、ありがとうございました。