1学期末のOxfordプログラムが催されました。その研修報告を以下のご紹介します。
高校1年生の作文です。
研修で学べたカルチャーギャップ
前には、オックスフォードジュニアプログラムには1回行った事があったのですが、このプログラムの参加は初めてでした。最初はどんな雰囲気なのか、どんな授業があるのか、少し不安もありましたが、楽しみでもありました。
プログラムが始まってからは毎日充実していて、あっという間に1週間が過ぎた気がします。今回のプログラムで特に印象に残った授業の内容は、グループ別で行った劇の発表です。これは、グループに分かれてみんなでオックスフォードに関することで、自分たちでストーリーを考えて、台本などを作り、他のグループの前で発表するものでした。午前中の授業で劇をやることを言われ、午後に発表するというハードなスケジュールで大変でした。まず、元とする台本を何にするかを考えるところから始まり、大まかなストーリーをそれが決まったらどうやってオックスフォードに関連させるのかを考えました。オックスフォードに関連付けるのがなかなか難しくて、苦戦しました。もちろんすべて英語で行わければならないので、セリフがうまく言えないこともありましたが、みんなで協力して、本番では言えるようになりました。ほかのグループもグループによって個性が出ていて、アイデアが面白かったです。このプログラム中の授業では、普段の授業とは違い、実際に街へ出かけて観察したり、プレゼンテーションや劇などで発表したりすることが多く、体験すること、がメインで日本とは違うところだと感じました。食事は、3食寮の近くにある食堂で食べることができました。メニューは毎回違い、イギリスならではの食事や、選べるサラダバーや、フルーツ、デザートなどがありました。放課後には、オックスフォードの街に出て、ショッピングを楽しんだり、町並みを見たりしました。オックスフォードには2,3回行ったことがあったので、見たことがあるものが多かったけれど、初めて通る道や新しく見つけたお店が多くありました。また、歴史ある建物、小さな本屋やカフェ、公園などがあり、どれも魅力的で、写真を撮ったり街の雰囲気を感じることができました。街の人の雰囲気は、みんな個性的で、カラフルな色の服だったり、ファッションも周りの人の目線を気にせずに自分が着たいものを着ていて、その点においてはとてもいいなと思いました。
このプログラムを通して学んだことは、英語の単語を覚える、などではなく、英語を何かで伝えることのほうが大切だということです。もちろん、英語を学ぶことは大事だと思いますが、その学んだことをどうやってアウトプットするのかがあまり普段できていなかったんだと気づくことができました。普段、授業では自分の気持ちなどを考えることが少なくても問題はなかったのに対して、今回の授業では自分の気持ちを持たないと何も意見が出せず、面白くありませんでした。途中からは自分の意見を持ち、みんなに言うことで、会話に参加できるようになりました。今回のプログラムで英語力だけでなく、みんなとのコミュニケーション力や自身が少しついたのではないかと思います。この経験を今後の授業や生活に活かしていけたらと思います。