
1年ぶりの立教。何も変わっていなくて安心しました。
今回は新婚旅行でイギリスに来たので立教に寄る事が楽しみでした。
夫に今まで話していた立教での生活を実際目で見ながら紹介できて本当に嬉しかったです。
次来た時には1人家族が増えている事を祈りつつ…
1年ぶりの立教。何も変わっていなくて安心しました。
今回は新婚旅行でイギリスに来たので立教に寄る事が楽しみでした。
夫に今まで話していた立教での生活を実際目で見ながら紹介できて本当に嬉しかったです。
次来た時には1人家族が増えている事を祈りつつ…
現地の学校を見てみたい! そんな安易な考えから、自分の英語力など気にせずに希望してしまった短期留学でした。
当日になると、1週間も英語だけの生活に不安で胸がはち切れそうになっていた私を、ホームステイ先のカミーラは優しい笑顔で迎えてくれ、私の不安を取り除いてくれました。
カミーラの家はポテト農場で、ご両親と妹、弟の5人家族、それに加え、馬・犬・猫、さらにはカミーラの彼氏も家にいることが多く、とてもにぎやかで、和やかな家庭でした。
お父様は農場の仕事、お母様は看護師の仕事で忙しいためか、カミーラはとってもしっかり者で学校へも自分の運転で通っていました。
また学校では医者を目指しているため理数系の授業しか受けていないカミーラは、私に気を遣って他の人の授業を受けさせてくれたり、私と話す時はゆっくり喋ってくれたりと、私と少ししか年が変わらないのに、ずっと年の離れた大人のように感じてしまうほどしっかり者でした。
私もあと数年でカミーラと同じ年になります。
その時、自分の目指す道を決め、それに向かってしっかり歩めるよう今から努力をしなければと強く感じた1週間でした。
(中学部3年生 女子)
9月11日晴れ。昨日新入生14名を含む全生徒が帰寮し、今日は午前10:00から第2学期始業礼拝が行われました。この日は、アメリカで起きたテロから10年、そして3月の東日本大震災から丁度半年に当たり、亡くなられた方々のご冥福を全校でお祈りし、チャプレンからは、「このことを胸に、思いを新たにして今学期も頑張っていきましょう。」とお説教を頂きました。
今学期の新入生は小学部から高等部2年生まで各学年にいます。初めての礼拝に皆緊張の面持ちでしたが、校長先生からブレザーの胸につける校章を一人一人貰うと、もう立派な立教生です。
「今日から全く新しい生活が始まりますね。不安も大きいと思いますが、すぐに慣れると思います。分からないことがあったら、周りにいる同級生、先輩、先生方に気軽に聞いて下さい。みんな親切に教えてくれます。特に赤いネクタイをしている人たちは、最上級生の高3ですから、頼りにして下さい。そして先学期の新入生諸君、君たちはもう新入生ではなく、今度は新入生に教えてあげられるようしっかり過ごしていって下さい。」
新入生に校章を渡す時にいつも校長先生がおっしゃるこのセリフですが、それが毎学期どの生徒にとっても新鮮に聞こえるのは、きっと生徒一人一人がそれぞれの新しい役割と責任を自覚して新学期への思いを新たにしているからでしょう。
今学期が実質上最後の学期となる赤ネクタイの高校3年生、2ヶ月後に迫った立教の最大イベント「オープンデイ」の成功がその肩にかかっている高校2年生…etc. 緊張しているのは新入生ばかりではなく、その横でかつて自分も新入生であった事を思い出しながら新学期に新たな思いを馳せている生徒達全員なのかも知れません。長い夏休みに大いにリフレッシュしてきた彼らが、この学期をどんな風に過ごして行くのか楽しみです。
弟の送りに来るついででしたが、来てしまいました!!
いつもと変わらない風景に、少し安心しました。
帰って来るのには、まだ少し早かったような気もしますが、32期
生で初めての訪問です!
7月10日から1週間、Wolverhampton Girls High Schoolへ交換留学に行きました。“充実した夏休みにしたい“。それだけで希望した交換留学。私にはなんの目標もありませんでした。
交換留学では、その女子校に通っている子と2人1組で毎日行動を共にします。帰る場所はその子の家。ハーフタームの時とは違い、1人でホームステイです。
現地の学校の前に着き、1週間お世話になる子と顔合わせ。お父さんと3人で車に乗って家に帰る時、初めて「頼る人はいないんだ。1人で頑張るしかないんだ。」と思い、それと同時に不安でいっぱいになりました。
私がお世話になった子、フランチェスカちゃんはすごくおとなしい子でした。初めはただ緊張しているだけなのかな?と思っていたけれど、学校でもあまり友達と話さない子だったので、正直、話題作りにとても困りました。
そんなフランチェスカちゃんのことは、一緒に過ごしていくうちにわかりました。ロックバンドが好きなこと、日本語が思った以上に話せる子で、1番印象的だったのが「あなたは6時にテニスをしたいですか?」と聞いてくれたこと、楽器をやっていること。お互い、自分の母国語ではない片言の言葉で話すことがよくありました。
お父さん、お母さんもとても優しい方で、ご飯の時はいつも今日あったこと、日本のこと、私自身のことなど、たくさん話しかけてくれました。
優しい方々に恵まれたおかげで、初日の不安はゆっくりと消えていきました。
それでもやっぱり寂しさは消えなかったようで、学校で他の交換留学生に会ったりした時、とても安心したのを覚えています。
最終日は学校のSports dayでした。マニキュアを塗ってもらったり、顔にペイントをしてもらったり、一緒に競技を見たり。とても楽しかったです。
その分別れも辛くなり、号泣。また会えると分かっていても、別れというのはつらい。そう思えたことが、充実した1週間を送れた証拠ではないかと思います。
今、この交換留学を振り返ると、下手でもいいから英語をどんどん使って、相手を知ることができたかもしれない、一緒にできることがあったかもしれない。思うことがたくさんあります。
嬉しいことに、このリベンジの機会は3学期に来るので、新たな目標を達成できるように努力していきたいです。
目標の無かった私にできた新しい目標。それは“堂々と英語を話す“。英語が下手なことぐらい、相手だってわかってる。自信を持たなくちゃ。
一生に一度、あるかないかの貴重な経験ができて、本当によかったです。
(高等部2年生 女子)
からい。熱い。舌が痛い。
はじめて本格的なインド料理を食べたからこんな感想しか持てなかった。
見た目は普通のトマトスープなのにその中には大量のトウガラシや香辛料。
これでも私のために少なくしてくれたのだとか。
20人前は作れそうなお鍋と向き合うお父さんは真剣そのもので、その横でナンのようなパンを焼くお母さんも1つ1つ慎重に焼いていた。
私が短期留学中にホームステイしたのはインド人のお宅。お父さん以外は卵もお肉も食べないベジタリアン。
そしてもちろん、みんなからいものが大好き。
からいピラフにからいソース、からい炒め物・・・。
私の味覚は1週間ですっかり変わってしまい、今までからいと感じていたお菓子を甘く感じるほどだった。
料理のほかにもインドらしい部分が生活の中にたくさんあった。
音楽もドラマもインドのものだったし、おばあちゃんはいつもサリーを着ていた。
そのおばあちゃんはヒンドゥー語しか話せないので、私は直接話すことはできなかったが、笑顔や身振りだけでも気持ちは十分に通じた気がする。
私はホームステイ先で初めて言われた言葉でとても嬉しいものがあった。
それは「この家を君の家だと思いなさい。」本当の家族のように思ってくれているのがすごくうれしかった。
その言葉通り、今まで以上にいろんなことを話せた気がする。
ヨーロッパ市場における日本企業の話や、手相占い、インドの風習など分かりやすい言葉で説明してくれて、私がしゃべるのに時間がかかっても待って熱心に聞いてくれるので会話を続けることができた。
イギリスにいながらインドにどっぷりつかった1週間。
忘れられない貴重な経験ができた。
(高等部2年生 女子)
卒業してから、23年ぶりに訪問致しました。
一部の建物が増設されたものの、昔からある本館、新館、イーストハウスなどの建物や敷地内にある大きな木々は昔と何も変わらず、この地に残っていた事を嬉しく思いました。
多くの良き先生や友人達に、このような恵まれた環境で出会えた事は、非常に貴重な体験であり、自分の人生の一部として大きく刻まれているのだなという事を、この年(41歳)になってこうして訪問して改めて感じました。
又是非、昔と変わらない立教を見に訪れたいと思います。
本日はお忙しい中、学校内をご案内して頂いた奥野先生に感謝致します。
ありがとうございました。
久しぶりに訪問しました。
豊かな自然に囲まれて、幸せな子供時代を過ごせたことを改めて実感しました。
又、数年後に戻って来れたらいいなと思います。
初めて体験する短期留学、そして一人でのホームステイ。
これから起こる何もかもが初めてで未知の世界だったため、私は好奇心でいっぱいで出発の日が待ち遠しかった。
出発の日、「メリッサと何を話そうか。こんなことを話そう。あんなことも聞いてみよう。」私はパートナーのメリッサと話す気満々でいた。
ワクワクが止まらなかった。
そして待ち合わせ場所に到着。それぞれのパートナーと顔合わせをして、それぞれの家へ帰った。
私もまずはメリッサとあいさつを交わし、彼女のご両親にもあいさつをして、家まで車に乗せてもらった。
そこまでは良かったのだが、全てがうまくいくわけではなかった。
私は車の中でメリッサに話しかけられたのだが、聞き取れないことが多々あり、聞き取れたとしても、自分の思いをすぐに、上手く言葉にできなかった。
私は少し自信をなくした。
そのため、自分からほとんど話しかけられずに一日目は終わってしまった。
ずっと楽しみにしていた短期留学が、不安と緊張で急に怖くなった。
二日目、家から学校までの道のりを、メリッサと音楽を聴きながら過ごした。
学校に着いて、メリッサが日本語で話しかけてきた。学校で日本語の授業を選択しているそうだ。
メリッサは、彼女にとって外国語である日本語を話すことを怖がらず、間違えても平気な顔をして話していた。
私はその時思った。「そうか、私にとって、英語は外国語だから話せなくて当然だし、文法なんて間違っていて当たり前だ。」すると、少しずつ怖さが薄れていった。
メリッサや彼女の友達が、英語で、時には片言の日本語で私に話しかけてくる。
そして私は片言の英語で返す。
そんなやり取りをして、私の質問や思っていることが上手く相手に伝わり、良いリアクションを得られた時は本当に嬉しかった。
私は日が経つにつれて、学校生活が楽しくなっていき、いつの間にか初日の怖さは嘘のように消えていた。
しかしその頃には、別れがもう目の前にあった。
別れの時。
やはり、仲良くなれた分だけ別れは辛く私は涙があふれた。
メリッサに目をやると、彼女も泣いていた。
メリッサは私達との別れを惜しんでくれたのだ。
私にとってそれが、何よりも嬉しかった。
(高等部1年生 女子)
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